北摂三田ニュータウン西地区 カルチャータウン |
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所在地 |
兵庫県三田市 |
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範囲地域 |
学園地区 |
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開発規模 |
150ha |
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整備主体 |
兵庫県 |
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事業手法 |
新住宅市街地開発事業 |
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計画人口 |
6,000人 |
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現在の人口 |
2,651人 (2012年10月1日現在) |
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現在の世帯数 |
980世帯 (2012年10月1日現在) |
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最寄駅 |
神戸電鉄 ウッディタウン中央駅 |
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カルチャータウンは、兵庫県三田市にあるニュータウンのひとつ。本記事では三田市の地区としてのカルチャータウン、および町丁の学園(がくえん)、学園上ケ原(がくえんうえがはら)についても併せて記述する。
概要
神戸三田国際公園都市の南部・北摂三田ニュータウンのうち、三木市に接する西側の地域に当たる。兵庫県により開発され、計画面積は150ha、計画人口は6,000人で、一部では2012年現在も宅地の造成や分譲が進められている。
タウン圏内の住居表示は「学園」で、1丁目から8丁目まである。中でも特徴的なエリアは「兵庫村」・「ワシントン村」で、兵庫村は日本の伝統的な在来工法によって建築した大型木造住宅、ワシントン村はアメリカの郊外型住宅地をモデルにした木造枠組壁構法(2×4)設計の色とりどりな洋風建物が建ち並んでおり、送電線も道路に埋設され、一部でクルドサック型の道路を導入している。また、緑豊かで整然とした街並みを保全するため、建築物の形態や色彩に規制が設けられているなど、洗練された景観に最大限の配慮がなされている。分譲当初は1億円以上の物件が多くを占め、三田市内でも屈指の高級住宅街となった。
タウン内には関西学院大学(神戸三田キャンパス)や兵庫県立三田祥雲館高等学校があり、広い校庭と近隣風景に溶け込んだ美しい校舎が並ぶ。
交通面では神姫バスが乗り入れており、JR宝塚線の新三田駅やフラワータウンセンター方面を結ぶ路線を中心に発着する。この他にも、三ノ宮駅や神戸空港に向かう特急三ノ宮線もタウン内を経由する。また、関西学院大学や祥雲館高校の学校行事(学園祭など)にあわせて臨時ダイヤが組まれることもある。
学園上ケ原
学園上ケ原[注釈 1](がくえんうえがはら)は、元は同市学園2丁目1番であった行政地名であるが、2021年12月17日三田市議会本会議における議案[2]の全会一致による可決を経て[3]、2022年4月1日より、名称の中に「上ケ原」の文字を含む現在の地名へと変更された[注釈 2][4]。「学園上ケ原」という新たな町名の設定は、同地に神戸三田キャンパスを置く関西学院大学からの要望を受けたものであり[5][6]、かねてから学校法人関西学院と包括連携協定(2005年2月1日協定)[7]を締結している三田市は、地名の変更について、両者の関係をより強固にして大学が将来にわたって同市の地域振興に寄与することを約束するものとしている[8]。
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ワシントン村の街並み
学園3丁目で撮影
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兵庫村の街並み
学園6丁目で撮影
施設等
商業施設
タウン内にあるのは、2009年6月にオープンした『ファミリーマート 三田カルチャータウン店』のみ。
コンビニエンスストアでは珍しい切妻屋根とアイボリー塗りの木造FP工法で建てられ、付近の景観に溶け込む外観が特徴[9]。関西学院大学のすぐ近くに立地しており、一日を通して多くの学生が集う場所の一つとなっている。同店を除けば、基本的に隣接するウッディタウンにある各商店まで足を延ばす必要がある。
過去に同店の南の隣接地に阪急ミニオアシスが営業していたが閉店。跡地には2018年になって兵庫県企業庁が主導して造成された、県内産食品の販売所やレストランを備えた商業施設「三田まほろばブレッツァ」がオープンしたが、周辺のスーパーマーケットに太刀打ちできず開店から1年で運営を受託した業者が撤退し一時閉店となった。[10]その後2019年10月に、新しい受託業者により再オープンされた。
学校
- 小学校
- 高等学校
- 大学
公園
その他周辺施設・道路
公共交通機関
鉄道
バス
脚注
注釈
- ^ 三田市の「学園上ケ原」も西宮市の「上ケ原」と同じく小書きの「ヶ」でなく「ケ」で表記される。なお、三田市の他の行政地名の中に「ケ」または「ヶ」の字がつくものはなく(2023年9月時点)、他は「友が丘」や「弥生が丘」など専らひらがなで「が」の字を用いて表記される[1]。
- ^ 変更は「学園2丁目」のうち同1番に限って「学園上ケ原1番」とするものであり、他の地番については従来の「学園」が行政地名のままである。
出典
関連項目