カンロ株式会社(KANRO Co., Ltd.)は、東京都新宿区西新宿三丁目に本社を置き、飴を中心とした菓子の製造を事業の中核とする、日本の食品メーカー。キャッチフレーズは「ひと粒のメッセージ」。コーポレート・スローガンは「糖から未来をつくる。/Sweeten the Future」。
概要
宮本製菓所として大正時代に創業。「宮本のドロップス」や「宮本の生玉」により山口県では有数なキャンディメーカーであった。第二次世界大戦後に宮本製菓株式会社を設立。昭和35年に「カンロ飴」のヒットにより社名をカンロ株式会社に変更する。カンロ飴の隠し味は「しょうゆ」で、セロハン紙で個別包装されたキャンディとしては日本初である。
1980年代より「のど飴」「グミ」へ製品の幅を広げる。売上の大部分が飴菓子のキャンディ専業メーカーである。三菱商事の持分法適用会社で、売上高構成比96.1%を占める最大の取引先でもある[1][2]。
社名は、サンスクリット語のアムリタ(甘露)に由来する。甘露とは天から降る甘い露であり不老不死の薬の意味もある。子供たちに親しまれるよう、カタカナ表記の「カンロ」とした。
沿革
事業所
- 本社
- 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル37階
- R&D 豊洲研究所
- 工場
- ひかり工場(山口県光市小周防高尾568)
- 松本工場(長野県松本市笹賀6002-4)
- 朝日工場(長野県東筑摩郡朝日村大字古見字柳久保2216-1)
- 支店・営業所
主な商品
- カンロ飴 - 砂糖と水飴に醤油を配合した飴。
- 健康梅のど飴
- 金のミルクキャンディ
- ピュレグミ
- ノンシュガー珈琲茶館
- もりもり山のくだもの飴
- ノンシュガー果実のど飴
- ノンシュガースーパーメントールのど飴
- ボイスケアのど飴
- ナッツボン - ピーナッツのクラッシュを加えたキャンディ
- メゾン・ド・コンフィズリー
- カンデミーナグミ
- まるごとおいしい干し梅
- 海苔と紀州梅のはさみ焼き
- プチポリ納豆
- 健康のど飴たたかうプラズマ乳酸菌iMUSE[7]
過去の商品
提供番組
カンロお口の童話えいが会
昭和50年代に、全国各地で「カンロお口の童話えいが会」を開催し多くの子供達から好評を得ていた。スーパーマーケットなどでカンロ製品の購入者に入場券を配布し、当時流行していたアニメ作品などを上映していた。
広報活動
メディア放送・掲載
脚注
注釈
出典
外部リンク