クラウディア・ハイル(Claudia Heill、1982年1月24日 - 2011年3月31日)は、オーストリア・ウィーン出身の女子柔道家である。彼女は、2004年アテネオリンピック柔道女子63kg級で銀メダルを獲得した。
女子63キロ級の選手として活躍したハイルは、オリンピックに連続2回出場している。初出場のアテネオリンピックでは、決勝まで勝ち進んだものの、日本代表の谷本歩実に敗れ、銀メダルを獲得する結果になった[1]。続く2008年の北京オリンピックでは5位という結果に終わり、次の年に現役から退いている[2]。
引退後は、ジュニア柔道家たちの育成に携わっていたが、2011年3月31日にウィーン市内で建物の6階から転落死した。当初は自殺と報じられていたが、死の原因については自殺か事故死なのか判明していない[3][4][5]。