スティーブン・ブロート
Steven Brault
ピッツバーグ・パイレーツ時代 (2018年6月26日) |
基本情報 |
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国籍 |
アメリカ合衆国 |
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出身地 |
カリフォルニア州サンディエゴ郡ラ・メサ |
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生年月日 |
(1992-04-29) 1992年4月29日(32歳) |
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身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 200 lb =約90.7 kg |
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選手情報 |
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投球・打席 |
左投左打 |
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ポジション |
投手 |
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プロ入り |
2013年 MLBドラフト11巡目 |
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初出場 |
2016年7月5日 |
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経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) |
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スティーブン・ジョゼフ・ブロート(Steven Joseph Brault, 1992年4月29日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ郡ラ・メサ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。現在は、フリーエージェント(FA)。
メディアによっては「ブロールト」と表記されることもある。
経歴
プロ入り前
少年時代はサンディエゴ・パドレスファンとして育った[1]。グロスモント高等学校(英語版)時代は同級生にプロ入り後も再び同僚となるジョー・マスグローブがいた。
プロ入りとオリオールズ傘下時代
2013年のMLBドラフト11巡目(全体339位)でボルチモア・オリオールズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級アバディーン・アイアンバーズ(英語版)でプロデビュー。12試合に先発登板して1勝2敗、防御率2.09、38奪三振を記録した。
2014年はA級デルマーバ・ショアバーズ(英語版)とA+級フレデリック・キーズ(英語版)でプレーし、2球団合計で25試合(先発24試合)に登板して11勝8敗、防御率2.77、124奪三振を記録した。
パイレーツ時代
2015年2月20日、1月27日に行われたトラビス・スナイダーとのトレード[2]の後日発表選手としてピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[3]。シーズンでは傘下のA+級ブレイデントン・マローダーズ、AA級アルトゥーナ・カーブでプレーし、2球団合計で43試合に登板して4勝1敗3セーブ、防御率2.71、71奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグス(英語版)に所属した。
2016年は開幕をAAA級インディアナポリス・インディアンスで迎え、7月5日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[4]。同日のセントルイス・カージナルス戦にて先発でメジャーデビュー(4回2失点で勝敗付かず)[5]。この年メジャーでは8試合(先発7試合)に登板して0勝3敗、防御率4.86、29奪三振を記録した。
2017年は11試合(先発4試合)に登板して1勝0敗1セーブ、防御率4.67、23奪三振を記録した。マイナーではAAA級インディアナポリスで21試合(先発20試合)に登板して10勝5敗、防御率1.94、109奪三振を記録しており、パイレーツのマイナー最優秀投手となっている。
2018年は45試合(先発5試合)に登板して6勝3敗、防御率4.61、82奪三振を記録した[6]。
2019年は25試合(先発19試合)に登板して4勝6敗、防御率5.16、100奪三振を記録した[6]。
2020年は11試合(先発10試合)に登板して1勝3敗、防御率3.38、38奪三振を記録した[6]。
2021年は4月1日に左広背筋の故障のため60日間の故障者リスト入りし[6]、8月に復帰したものの、9月に再発のため再び故障者リスト入り[6]。この年のメジャーでの登板は7試合にとどまった[6]。オフの11月29日にホセ・キンタナの加入に伴いDFAとなり[7]、翌30日にFAとなった[6]。
カブス時代
2022年3月22日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[6]。7月16日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りした[6]。シーズン終了後の11月10日にFAとなった[6]。
プレースタイル
投球
チェンジアップとスライダーに抜群のキレを持つスリークォーター左腕である[8]。
打撃
マイナーでは2017年終了時点での通算打率が.419(31打数13安打)と、打撃にも自信を持っている。メジャーでも2016年のデビュー戦で初安打を放ち、2017年9月11日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でパイレーツの左腕では9年ぶりとなる2安打2打点を記録している[8]。2019年には42打数14安打、打率.333、1本塁打という好成績を記録している[6]。
人物
レジス大学(英語版)時代は音楽を専攻していた。バンドのボーカルとしても活躍し、CDをリリースしたこともある[8]。プロ入り後もシーズンオフに故郷に近いサンディエゴに住み、バンドのボーカルとしてライブやコンサートに出ている。
2018年6月19日、パイレーツの本拠地PNCパークでのブルワーズ戦の試合でアメリカ国歌の独唱を行った[9]。これはブロート自身が以前から熱望したため実現したもので、球場で国歌を歌ったことについて本人は 「ものすごく緊張した。マウンドで投げているときよりも、もっとナーバスな気持ちになってしまったよ。でも、チームのみんなが僕のやりたかったことをサポートしてくれた。楽しく、幸せだった」と語っている[10]。
詳細情報
年度別投手成績
年
度 |
球
団 |
登
板 |
先
発 |
完
投 |
完
封 |
無 四 球 |
勝
利 |
敗
戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝
率 |
打
者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬
遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴
投 |
ボ 丨 ク |
失
点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P
|
2016
|
PIT
|
8 |
7 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
.000 |
166 |
33.1 |
45 |
5 |
17 |
1 |
2 |
29 |
1 |
0 |
26 |
18 |
4.86 |
1.86
|
2017
|
11 |
4 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
1.000 |
162 |
34.2 |
41 |
3 |
14 |
1 |
2 |
23 |
0 |
0 |
21 |
18 |
4.67 |
1.59
|
2018
|
45 |
5 |
0 |
0 |
0 |
6 |
3 |
0 |
3 |
.667 |
413 |
91.2 |
84 |
10 |
57 |
4 |
8 |
82 |
9 |
0 |
51 |
47 |
4.61 |
1.54
|
2019
|
25 |
19 |
0 |
0 |
0 |
4 |
6 |
0 |
0 |
.400 |
505 |
113.1 |
117 |
15 |
53 |
2 |
7 |
100 |
7 |
1 |
69 |
65 |
5.16 |
1.50
|
2020
|
11 |
10 |
1 |
0 |
0 |
1 |
3 |
0 |
0 |
.250 |
178 |
43.2 |
29 |
2 |
22 |
0 |
5 |
38 |
3 |
0 |
17 |
16 |
3.38 |
1.20
|
2021
|
7 |
7 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
.000 |
127 |
27.2 |
33 |
3 |
12 |
2 |
1 |
19 |
0 |
0 |
18 |
18 |
5.86 |
1.63
|
MLB:6年
|
107 |
52 |
1 |
0 |
0 |
12 |
18 |
1 |
3 |
.400 |
1551 |
343.1 |
349 |
38 |
175 |
10 |
25 |
291 |
20 |
1 |
202 |
182 |
4.77 |
1.53
|
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P)
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2016
|
PIT
|
8 |
2 |
2 |
1 |
0 |
.800
|
2017
|
11 |
3 |
10 |
0 |
1 |
1.000
|
2018
|
45 |
7 |
16 |
0 |
2 |
1.000
|
2019
|
25 |
8 |
18 |
0 |
3 |
1.000
|
2020
|
11 |
1 |
6 |
0 |
1 |
1.000
|
2021
|
7 |
0 |
6 |
0 |
0 |
1.000
|
MLB
|
107 |
21 |
58 |
1 |
7 |
.988
|
背番号
- 43(2016年 - 2021年)
- 25(2022年)
脚注
関連項目
外部リンク