アレキサンドリアのパップス(Pappus of Alexandria)はアレキサンドリア生まれのエジプトの数学者。4世紀の前半に活躍した。
彼はギリシャ数学を幅広く渉猟し、その技法を修得して8巻に及ぶ数学上の著作を残した。彼はその第七巻において、パップス=ギュルダンの定理と呼ばれる定理を証明しているが、これは後世の数学者に大きな影響を与えた。その他、射影幾何学におけるパップスの定理(パップスの六角形定理)など平面幾何学のいくつかの定理に彼の名前が残っている。
三角形の中線定理がパップスの中線定理と知られているが、実はこれはアポロニウスの定理である。
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