| この記事は現役競走馬を扱っています。今後の動向で情報や評価が大きく変動する可能性があります。 |
べラジオオペラ(欧字名:Bellagio Opera、2020年4月7日 - )は、日本の競走馬[1]。2024年の大阪杯、2023年のスプリングステークス、チャレンジカップの勝ち馬である。
馬名の意味は、冠名+歌劇[3]。
戦績
2歳(2022年)
1歳時、2021年7月のセレクトセールに上場されたが主取り(3500万円)となった[4]。翌年5月の千葉サラブレッドセールに上場され、(株)ビープロジェクトに4851万円で落札された[5]。11月20日、阪神競馬場第5レースの2歳新馬戦(芝1800m)で、鞍上ダミアン・レーンにてデビューし勝利。
3歳(2023年)
1月29日の1勝クラス・セントポーリア賞より始動し2連勝。次走は3月19日に中山競馬場で行われたスプリングステークスに出走。道中は縦長になった馬群の中団を追走し、スムーズに3コーナーから4コーナーを回って直線で外から先行各馬を交わし、2着ホウオウビスケッツに1と1/4馬身差をつけてゴール。デビューから3連勝で重賞初制覇を飾るとともに、皐月賞の優先出走権を手にした[6][7][8]。迎えた皐月賞本番はファントムシーフ、ソールオリエンスにつぐ3番人気に支持された。レースは好スタートを決めて積極的に2番手で進めるも、勝負どころで余力が無くなり、キャリア初黒星となる10着に大敗[9]。クラシック2戦目の東京優駿は前走の大敗もあって9番人気にとどまったが、中団から上がり最速の脚で先行勢に迫り、4着と持ち直した[10]。
その後は神戸新聞杯を経て菊花賞に出走する予定だったが、夏負け気味で調整が遅れたため、回避[11]。12月3日のチャレンジカップで復帰した。レースは好スタートを決めて中団で折り合い良く運び、直線に向くと力強い末脚で先頭へ。直線最内を伸びてきたボッケリーニとの追い比べをハナ差制し、スプリングステークス以来となる重賞2勝目をマークした[12]。
4歳(2024年)
シーズン初戦として出走した2月11日の京都記念は、プラダリアとの競り合いに4分の3馬身差及ばず、2着に惜敗[13]。続いて、3月31日開催の大阪杯に出走。2番手から最後の直線で抜け出すと、ローシャムパーク・ルージュエヴァイユら後続勢の追撃をクビ差でしのぎきりゴール。管理する上村調教師共々、念願のGI初制覇を果たした[14]。
6月23日に京都競馬場で行われる宝塚記念に、引き続き横山和生騎手を鞍上に出走することを4月24日に上村洋行調教師が明らかにした[15]。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ[16]およびnetkeiba.com[17]の情報に基づく。
競走日
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競馬場
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競走名
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格
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距離(馬場)
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頭 数
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枠 番
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馬 番
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オッズ (人気)
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着順
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タイム (上り3F)
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着差
|
騎手
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斤量 [kg]
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1着馬(2着馬)
|
馬体重 [kg]
|
2022.11.20
|
阪神
|
2歳新馬
|
|
芝1800m(稍)
|
9
|
3
|
3
|
006.20(3人)
|
01着
|
R1:48.0(33.6)
|
-0.0
|
0D.レーン
|
55
|
(エアメテオラ)
|
506
|
2023.01.29
|
東京
|
セントポーリア賞
|
1勝
|
芝1800m(良)
|
8
|
4
|
4
|
002.90(1人)
|
01着
|
R1:48.0(33.9)
|
-0.2
|
0横山武史
|
56
|
(トラマンダーレ)
|
504
|
0000.03.19
|
中山
|
スプリングS
|
GII
|
芝1800m(重)
|
16
|
2
|
4
|
003.70(2人)
|
01着
|
R1:48.9(35.7)
|
-0.2
|
0横山武史
|
56
|
(ホウオウビスケッツ)
|
500
|
0000.04.16
|
中山
|
皐月賞
|
GI
|
芝2000m(重)
|
18
|
7
|
15
|
006.30(3人)
|
10着
|
R2:02.4(38.7)
|
-1.8
|
0田辺裕信
|
57
|
ソールオリエンス
|
496
|
0000.05.28
|
東京
|
東京優駿
|
GI
|
芝2400m(良)
|
18
|
1
|
1
|
054.90(9人)
|
04着
|
R2:25.2(33.0)
|
-0.0
|
0横山和生
|
57
|
タスティエーラ
|
494
|
0000.12.02
|
阪神
|
チャレンジC
|
GIII
|
芝2000m(良)
|
13
|
4
|
5
|
005.50(3人)
|
01着
|
R1:58.8(34.7)
|
-0.0
|
0横山和生
|
57
|
(ボッケリーニ)
|
514
|
2024.02.11
|
京都
|
京都記念
|
GII
|
芝2200m(良)
|
12
|
5
|
5
|
002.20(1人)
|
02着
|
R2:12.2(34.6)
|
-0.1
|
0横山和生
|
57
|
プラダリア
|
506
|
0000.03.31
|
阪神
|
大阪杯
|
GI
|
芝2000m(良)
|
16
|
6
|
11
|
005.50(2人)
|
01着
|
R1:58.2(34.9)
|
-0.0
|
0横山和生
|
58
|
(ローシャムパーク)
|
506
|
0000.06.23
|
京都
|
宝塚記念
|
GI
|
芝2200m(重)
|
13
|
3
|
3
|
011.60(5人)
|
03着
|
R2:12.4(34.8)
|
-0.4
|
0横山和生
|
58
|
ブローザホーン
|
518
|
血統表
脚注
注釈
出典
外部リンク
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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表記はGI昇格後についてのみ |