マリモ (不動産)

株式会社マリモ
MARIMO Co.,Ltd.
本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 マリモ
本社所在地 日本の旗 日本
733-0821
広島県広島市西区庚午北1丁目17-23
設立 1970年9月1日
業種 不動産業
法人番号 5240001014672
事業内容 分譲マンション事業、収益不動産事業
代表者

代表取締役会長 深川 真

代表取締役社長 谷本勝秀
資本金 1億円
売上高 58,817百万円(単体・2023年7月)
経常利益 3,564百万円(単体・2023年7月)
従業員数 グループ全体928名(2024年8月1日現在)
決算期 7月
外部リンク https://marimo-ai.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社マリモ(英称:MARIMO Co.,Ltd.)は、日本の不動産会社

概要

設立当初は一級建築士事務所であったが、1992年頃からは分譲マンションの開発・販売が事業の柱となっており、開発・設計・監理から販売業務までを行う。また、2014年より収益不動産事業も手掛け、上場リートのマリモ地方創生リート投資法人のスポンサーでもある。

分譲マンション事業においては、北海道から九州にかけての日本全国で「ポレスター」などのブランド名を付したマンションを手掛けている。特定の地域にこだわらず、首都圏・政令指定都市および人口5 - 30万人の地方都市を進出先とする戦略をとる。近年は、コンパクトマンションブランド「ソルティア」を首都圏・関西圏を中心に展開している。

2005年7月期までの過去4年間で売上高を3倍以上に伸ばし、2005年のマンション年間発売戸数では業界12位[注釈 1]、2006年には業界7位[注釈 1]デベロッパーとなった。2004年から2011年にかけて、8年連続で「発売戸数1,000戸以上」を達成[注釈 1]。2023年は18位[注釈 1]。累計の供給実績は478棟・30,899戸を数える(2024年8月末現在)。

2023年3月に、グループ成長戦略の一環として、グループ内で国内不動産事業を推進している、マリモ・アセットマネジメント株式会社、株式会社GMアソシエ、株式会社マリモ株式会社ハウス、マリモ不動産販売を子会社化。同じく同年3月に、国内不動産事業強化のための戦略として、イオンモール株式会社と資本業務提携を締結している。[1]

沿革

  • 1970年 9月- 建築設計監理業務の目的として株式会社アイ建築設計工務所を広島市観音本町1丁目15番15号に設立
  • 1971年 2月- 一級建築設計事務所登録
  • 1971年12月- 宅地建物取引業法による宅地建物取引業者として免許を取得(不動産仲介事業を開始)
  • 1981年 4月- 株式会社現代総合管理計画研究所を設立(建物管理事業を開始)
  • 1988年10月- 株式会社ゼットプランニング設立(不動産開発事業を開始)
  • 1990年10月- 自社分譲マンション1棟目「グランドール鳥栖」(佐賀県鳥栖市)竣工
  • 1992年 1月-「マンション事業化宣言」発動
  • 1994年 8月- 株式会社アイ建築設計工務所が、株式会社コトブキ石材、株式会社現代総合管理計画研究所、株式会社モリシタ(ゼットプランニングより商号変更)を吸収合併し、株式会社マリモに商号変更
  • 2000年 9月- ポレスターシリーズ1棟目・自社分譲マンション28棟目となる「ポレスター松江学園通り」(島根県松江市)分譲開始
  • 2002年 2月- 三重県に初進出、「ポレスター大谷町」分譲開始
  • 2002年 9月- 全戸100㎡基準「ポレスターガーデンシティ桑名」分譲開始
  • 2003年 5月- 長野県に初進出、「ポレスターレイクサイド諏訪」分譲開始
  • 2004年 2月- 北海道に初進出、「ポレスター旭川」分譲開始
  • 2004年11月- 中部支店開設
  • 2005年 1月- 自社分譲マンション100棟目となる「ポレスターステーションシティ桜木町」(埼玉県熊谷市)分譲開始
  • 2007年 3月- CI(コーポレート・アイデンティティ)導入、代表取締役社長に深川真就任
  • 2007年 7月- 愛媛県松山市の自社所有地に商業施設の誘致決定を発表 「ザ・タワー新潟」の隣地に商業施設の誘致決定を発表
  • 2008年 3月-「経営理念 マリモウェイ」制定
  • 2008年 5月- 自社分譲マンション200棟目となる「ポレスター今市町ブライトコート」(島根県出雲市)分譲開始
  • 2009年 1月- 再生マンションプロジェクト(買取再販事業)開始
  • 2009年 8月- 中国上海市に現地法人摩丽茂建筑设计咨询(上海)有限公司設立
  • 2010年 4月- 市街地再開発事業 第1号となる「けやき大通り第一種市街地再開発事業」(和歌山県和歌山市)参画
  • 2011年 9月- 新ブランドフレーズ「Beautiful Basic」発表
  • 2011年10月- 東京支店開設
  • 2011年12月- 中国江蘇省蘇州市 蘇州工業園区におけるマンション開発事業決定
  • 2012年 2月- 中国江蘇省蘇州市に建屋摩丽茂置业(苏州)有限公司設立
  • 2012年 5月- マレーシア クアラルンプールに現地法人Marimo Land Sdn.Bhd.設立
  • 2013年 9月- 中国江蘇省蘇州市蘇州工事園区において、分譲マンション「北極星花園(ポレスターガーデン)」分譲開始
  • 2013年11月- 九州営業所開設(2015年2月九州支店に昇格)
  • 2014年 1月- 収益不動産プロデュース事業本格化
  • 2014年 3月- 国内賃貸マンション事業開始
  • 2014年 7月- 自社分譲マンション グラディスブランド1棟目となる「グラディス東京イースト」(東京都中央区)分譲開始
  • 2014年10月- フィリピンにMarimo Real Estate Philippines Inc設立
  • 2015年 6月- マリモ・アセットマネジメント株式会社設立、株式会社GMアソシエ設立
  • 2015年 8月- 株式会社プレック(現 株式会社マリモハウス)を子会社化、株式会社マリモホールディングス設立
  • 2015年 9月- 関西支店開設
  • 2015年10月- 株式会社マリモコンサルティング設立、株式会社ユーリックホーム(香川県高松市)を子会社化、中国江蘇省蘇州市において、分譲マンション「北極星花園(ポレスターガーデン)」12棟853戸 完売
  • 2016年 1月- 新校舎建設を支援した、ボア中学校(カンボジア)開校式
  • 2016年 7月- スポンサーを務めるマリモ地方創生リート投資法人が、株式会社東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場
  • 2016年11月- 株式会社マリモホールディングスが持株会社としてグループ経営を担い、株式会社マリモは事業会社となって事業の執行に特化する、持株会社制へ移行
  • 2017年 1月- 甲信越支店開設
  • 2017年 5月- 中国江蘇省蘇州市において、分譲マンション第2プロジェクト「尚雅苑」18棟1,260戸のうち第1期532戸の販売を開始(即月完売)
  • 2017年11月- 自社コンパクトマンション ソルティアブランド1棟目となる「ソルティア宮崎」(宮崎県宮崎市)分譲開始
  • 2018年 1月- スポンサーを務めるマリモ地方創生リート投資法人が公募増資(PO)を実施
  • 2018年 3月- 新校舎建設を支援した、オウ・アンピル小学校(カンボジア)開校式
  • 2018年 6月- 中国江蘇省蘇州市において、分譲マンション「尚雅苑」第2期728戸の販売を開始(即日完売)
  • 2019年 7月- 自社リノベーションマンション レスティスブランド1棟目となる「レスティス西宮北口」(兵庫県西宮市)分譲開始
  • 2019年 8月- マリモ10年ビジョン発表
  • 2019年 9月- 創立50周年を迎える
  • 2019年11月- 女優・モデルの山本舞香をイメージキャラクターに起用して、創立50周年記念CMを制作し、全国ネットオンエア
  • 2020年 2月- 自社分譲マンション400棟目となる「ソルティア新川崎」(神奈川県川崎市幸区)分譲開始、新校舎建設を支援した、ムアンムエ中学校(ラオス)開校式
  • 2020年 7月- マリモグループSDGs宣言を策定、グループの新たな経営指標として、マリモ・アクティビティ・ポートフォリオ(MAP)を策定
  • 2020年 9月- マリモホールディングスが、分譲マンションの企画・開発・販売等を手がける新会社、株式会社マリモデベロップメントを設立 マリモホールディングスが株式会社ココノミを子会社化し、新たなグループ会社となる
  • 2020年 12月- マリモホールディングスが、不動産売買・仲介及びコンサルティングを行う新会社、株式会社マリモ不動産販売を設立
  • 2021年 1月- 学生マンション運営プロジェクト第1弾が名古屋市中村区にて事業化
  • 2021年 9月- 環境衛生事業部を株式会社マリモライフとして分社化。
  • 2022年 3月- フィリピン共和国において、アフォーダブルハウジング事業を本格始動
  • 2022年 7月- 組織改編のため、マリモがマリモデベロップメントを吸収合併し、経営統合
  • 2022年 8月- 組織改編のため、マリモがマリモコンサルティングを吸収合併し、経営統合 組織改編のため、マリモハウスがユーリックホームを吸収合併し、経営統合
  • 2023年3月-グループ成長戦略の一環として、マリモホールディングスがグループ内の事業を、国内不動産事業、海外不動産事業、非不動産事業の3つに再編。 国内不動産事業を行うマリモ・アセットマネジメント、GMアソシエ、マリモハウスマリモ不動産販売を子会社化。国内不動産事業強化のための成長戦略として、イオンモール株式会社と資本業務提携[1]
  • 2023年4月- 新校舎建設を支援した、プリー・トララック中学校(カンボジア)開校式
  • 2023年6月- 自社分譲マンション450棟目となる「ポレスター鶴岡駅前プレミア」(山形県鶴岡市)分譲開始
  • 2024年8月- 代表取締役会長に深川 真 就任、代表取締役社長に谷本 勝秀 就任

支店等拠点

グループ会社等

  • 株式会社マリモホールディングス

国内不動産事業

  • マリモ・アセットマネジメント株式会社
  • 株式会社GMアソシエ
  • 株式会社マリモハウス
  • 株式会社マリモ不動産販売

海外不動産事業

  • Marimo Global Limited(香港)
  • Marimo Investment Co., Ltd.(中華人民共和国)
  • MARIMO PHILIPPINE HOLDINGS, INC.(フィリピン)

非不動産事業

  • 株式会社マリモソーシャルソリューションズ
  • 株式会社マリモ・グローバル・テクノロジー
  • 株式会社マリモ本草薬膳
  • 株式会社ココノミ
  • 株式会社フィッシュフレンズ
  • 株式会社マリモライフ
  • 株式会社タナベ・マリモファーム
  • 株式会社せともす
  • 株式会社スケールフリーネットワーク
  • 一般社団法人ライフスキルサポート協会

ブランド

グラディス千葉駅前(千葉県千葉市)

マンションブランド

  • ポレスター – 分譲事業のコアになるスタンダードな分譲マンション
  • グラディス – 立地・企画を厳選したハイグレードな分譲マンション
  • ソルティア – 1人・2人家族向けのコンパクト分譲マンション
  • レスティス - リノベーション分譲マンション
  • グランドール - 「ポレスター」シリーズ以前の分譲マンションブランド

賃貸住宅ブランド

  • アルティザ – デザインや機能性にこだわった、都市で快適に暮らすための賃貸マンション
  • ルオーレ – 壁式RC(鉄筋コンクリート)造の投資用都市型賃貸マンション
  • ムーブ – 長い年月が経っても飽きのこない、愛され続ける投資用アパート

収益不動産ブランド

  • エムバランス–オフィスビル
  • エムバランスプラス–リノベーションオフィス
  • エムヴォランテ–商業ビル
  • スターシップ–学生寮

脚注

注釈

  1. ^ a b c d 不動産経済研究所」発表のデータに基づく

出典

  1. ^ a b イオンモール株式会社との資本業務提携について”. 2023年3月28日閲覧。

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya