ムザッファル・アフマド(アラビア語:المظفر أحمد بن الشيخ 転写:al-Muẓaffar Afmad bn as-Shaikh、1412年 - ?)は、エジプトのブルジー・マムルーク朝の第6代スルターン(在位:1421年)。
生涯
父は第5代スルターンのムアイヤド・シャイフ。1421年に父が死去したため、わずか10歳で即位した[1]。しかし幼年のため、初代スルターンであるバルクーク時代からのマムルークであったザーヒル・タタールがアフマドの生母と結婚して摂政として取り仕切った[1]。だが、即位から数ヵ月後にそのタタールによって廃されて幽閉されたという[1]。
脚注
関連文献
- 大原与一郎 『エジプト マムルーク王朝』 近藤出版社、1976年
- 日本イスラム協会 監修 『イスラム事典』 平凡社、1982年
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