中井 一郎(なかい いちろう、1907年4月6日[1] - 1998年9月18日[2])は日本の政治家。神奈川県小田原市長(4期)。17代全国市長会会長。
経歴
現在の神奈川県小田原市出身。旧制小田原中学卒[2]。足柄下郡片浦村会議員を経て[1]、神奈川県会議員を連続6期[1][2]、同議長なども歴任した[2]。県議時代は自由民主党に所属した[3]。
1969年に小田原市長に初当選[1]。4期務めた[2]。市長在職中は市民に「市長と話し合う会」の開催[1]、市役所の日曜開庁[1]、浄水場や清掃工場、給食センターなどの開設[1]、小田原城跡の一部開放や公園化[1]、「緑を豊かにする条例」の制定など数々の業績を上げた[1]。1983年から全国市長会会長に就任した[2]。1985年に市長を引退[2]。1998年死去。
脚注
参考文献
- 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
|
---|
官選 |
- 益田信世1941.3.27-1944.5.7
- 鈴木英雄1944.6.13-1946.4.11
- 佐藤謙吉1946.6.14-1947.4.6
|
---|
公選 |
- 佐藤謙吉1947.4.7-1948.12.27
- 鈴木十郎1949.2.20-1969.2.17
- 中井一郎1969.2.18-1985.2.17
- 山橋敬一郎1985.2.18-1992.4.1
- 小澤良明1992.5.24-2008.5.23
- 加藤憲一2008.5.24-2020.5.23
- 守屋輝彦2020.5.24-2024.5.23
- 加藤憲一2024.5.24-
|
---|
カテゴリ |