伊豆仁田駅(いずにったえき)は、静岡県田方郡函南町仁田にある、伊豆箱根鉄道駿豆線の駅である。駅番号はIS06。
歴史
伊豆仁田駅が開業するまでは、三島に行くには大場駅まで歩かなければならなかった。また、この付近にあった郡立田方農林学校の生徒は原木駅又は大場駅で下車しなければならなかった。駿豆電気鉄道株式会社の発起人であり、郡立田方農林学校の校長でもあった仁田大八郎が自分の所有地を提供して駅の開業にこぎ着けたのである。
伊豆仁田駅開業に伴って、駅構内で長島鶴吉、田口金太郎、三田三吉らが人力車の営業開始、今井重作が駅前に運送業を開業、その他、石井は宿直兼食堂を、宮内は駄菓子屋、井村が雑貨屋、杉森が理髪店、山本は伊豆銀行の代理店を開業し、駅前商店街を形成した。
年表
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は1番線ホームに面しており、2番線ホームとのアクセスには構内踏切を使用する。
列車接近時には接近表示機からメロディーが流れ、国鉄型(永楽初期タイプ)の自動接近放送がなる。また、発車時には駿豆線内の他駅でも使用されている、アロー株式会社製の発車ベル・発車メロディーが鳴る。構内踏切は線内で唯一、電鈴式(金属ベル)の音源が使用されていたが、現在では電子音の警報機に更新されている。
自動券売機・自動改札機設置駅。大場駅につながるインターホンが窓口に設置されている。
のりば
番線
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路線
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方向
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行先
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備考
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1
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駿豆線
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下り
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修善寺方面
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上り
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三島方面
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原則としてこのホーム
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2
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列車交換時のみ
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- 構内踏切の遮断を避けるため、当駅で列車交換を行わない上り列車は1番線を発着する。
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自動券売機(2023年4月)
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改札口(2023年4月)
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1番線ホーム(2023年4月)
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2番線ホーム(2023年4月)
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構内踏切と電鈴式警音器(2012年2月)
利用状況
- 2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は1,290人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度別1日平均乗車人員
年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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1993年(平成05年)
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1,866
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[* 1]
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1994年(平成06年)
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1,861
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[* 2]
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1995年(平成07年)
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1,814
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[* 3]
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1996年(平成08年)
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1,871
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[* 4]
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1997年(平成09年)
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1,812
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[* 5]
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1998年(平成10年)
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1,753
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[* 6]
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1999年(平成11年)
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1,739
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[* 7]
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2000年(平成12年)
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1,726
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[* 8]
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2001年(平成13年)
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1,699
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[* 9]
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2002年(平成14年)
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1,695
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[* 10]
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2003年(平成15年)
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1,695
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[* 11]
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2004年(平成16年)
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1,666
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[* 12]
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2005年(平成17年)
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1,659
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[* 13]
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2006年(平成18年)
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1,684
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[* 14]
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2007年(平成19年)
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1,716
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[* 15]
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2008年(平成20年)
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1,731
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[* 16]
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2009年(平成21年)
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1,668
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[* 17]
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2010年(平成22年)
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1,664
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[* 18]
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2011年(平成23年)
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1,637
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[* 19]
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2012年(平成24年)
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1,672
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[* 20]
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2013年(平成25年)
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1,665
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[* 21]
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2014年(平成26年)
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1,609
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[* 22]
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2015年(平成27年)
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1,664
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[* 23]
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2016年(平成28年)
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1,653
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[* 24]
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2017年(平成29年)
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1,650
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[* 25]
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2018年(平成30年)
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1,619
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[* 26]
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2019年(令和元年)
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1,606
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[* 27]
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2020年(令和02年)
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1,290
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[* 28]
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駅周辺
駅付近は住宅地となっているが、駅北東には農業高校がある。駅西側には商業施設が点在するが、田園が残っている所もある。
隣の駅
- 伊豆箱根鉄道
- 駿豆線
- 大場駅 (IS05) - 伊豆仁田駅 (IS06) - 原木駅 (IS07)
脚注
記事本文
利用状況
- 静岡県統計年鑑
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
伊豆仁田駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク