北國銀行ハンドボール部(ほっこくぎんこうハンドボールぶ、英: Hokkoku Bank)は、石川県金沢市の女子社会人ハンドボールチーム。愛称はハニービー(Honey Bee)。日本ハンドボールリーグ所属。運営母体は北國銀行。
1975年に創設され、1976年の第4回全日本実連会長杯全国女子実業団大会で初参加ながら優勝[1]。翌年の同大会では3試合で73得点7失点と圧倒的な強さで2連覇を果たした[2]。
1978-79年シーズンから日本ハンドボールリーグに参加[3]。同シーズンはベストセブンに山際正美が選ばれるも、8位中7位に終わり、入れ替え戦の出場が決まった。東京重機との入れ替え戦では1勝1敗で残留が決定した[4]。
1979-80年シーズンも1勝(5敗1分)にとどまり、7位で終了[5]。1979年12月に行われたムネカタとの入れ替え戦では、1勝1敗で残留を決めた[6]。
1980-81年シーズンは八木千津子がフィールドゴールでリーグトップの23得点を記録するも、1勝(6敗)で7位に終わった[7]。1981年1月に行われた入れ替え戦(4チーム総当たり)では、2勝1敗で残留となった[8]。
1981-82年シーズンも1勝6敗で4年連続の7位となった。
1982-83年シーズンは八木千津子がベストセブンに選出されるも、チームは全敗で初の最下位に沈んだ[9]。
1983-84年シーズンも八木千津子が最多得点(33得点)・ベストセブン選出と活躍するも、2年連続で全敗の最下位に終わり[10]、2部降格が決まった。
1990-91年シーズンに1部へ復帰。1991年12月の日本選手権で初優勝を果たした[11]。
1993年には実業団選手権で初優勝を記録[12]。同年12月の日本選手権でも2年ぶりの優勝を達成[13]。
2010-11年シーズンはエースの上町史織や仲宗根彩らの離脱でベストメンバーが揃わなかったものの、12勝3敗でレギュラーシーズン1位となった。プレーオフは東日本大震災の影響で中止となり、そのまま初優勝が決まった[14]。
2011-12年シーズンは11勝1敗3分でレギュラーシーズンを1位で終了。しかし、オムロンとのプレーオフ決勝では15対18で敗れ、初の連覇を逃した[15]。
2012-13年シーズンは11勝3敗1分で2位となり、プレーオフへ進出。広島メイプルレッズとのプレーオフ準決勝では15対23で敗れ、3位でシーズンを終了した[16]。
2013-14年シーズンは13勝4敗3分で3位に終わった。プレーオフではオムロンとの決勝へ勝ち進んだが、23対25で敗戦。横嶋かおるがシュート率賞(.816)、河田知美が7mスロー得点賞(46得点)を獲得。田邉夕貴がベストセブンを受賞した[17]。
2014-15年シーズンは横嶋彩が得点王(117得点)・7mスロー得点賞(35得点)・最優秀選手賞を獲得したほか、塩田沙代がベストディフェンダー賞を初受賞。ベストセブンに3人が選出されるなどの活躍で、全勝でレギュラーシーズンを終えた。プレーオフ決勝ではオムロンに23対18で勝利し、4年ぶり2回目の優勝を果たした[18]。
2015-16年シーズンも全勝でレギュラーシーズンを終了。横嶋かおるがリーグ歴代最高のシュート率(.906)を記録し、最優秀選手賞を受賞。ベストディフェンダー賞に2年連続で塩田沙代が、7mスロー阻止率賞には橋本千里が選ばれたほか、ベストセブンに5人が選出された。プレーオフ決勝では2年連続でオムロンと対決し、31対17で勝利。2年連続の優勝を決めた[19]。
2016-17年シーズンは、前シーズン限りで横嶋かおるが現役を引退したが、3年連続の全勝でレギュラーシーズンを終えた。最優秀選手賞に河田知美、横嶋彩が得点王(92得点)と7mスロー得点賞(36得点)、ベストディフェンダー賞に3年連続で塩田沙代、ベストセブンに3人選ばれた。広島メイプルレッズとのプレーオフ決勝では23対14で勝利し、3連覇を達成[20]。
2017-18年シーズンは22勝1敗1分で全勝こそ逃したものの、4年連続でレギュラーシーズンを1位で通過[21]。最優秀新人賞に佐々木春乃、シュート率賞に河田知美、シュート阻止率賞に寺田三友紀、ベストディフェンダー賞に4年連続で塩田沙代が選ばれ、ベストセブンに3人が選出された[22]。プレーオフではステップラダー方式で決勝からの出場となり、昨季同様広島メイプルレッズと対戦。23対21で勝利し、4連覇を果たした[23]。
2018-19年シーズンは5年連続でレギュラーシーズンを1位で通過[24]。チームとしてはフェアプレー賞を獲得し、個人では最優秀選手賞・得点王・7mスロー得点賞・シュート率賞に横嶋彩、シュート阻止率賞に寺田三友紀、ベストディフェンダー賞に塩田沙代が選ばれ、ベストセブンに2人が選出された[25]。昨年度と同じくプレーオフ決勝からの出場となり、オムロンと対戦。29対20で勝利し、5年連続6回目の優勝を決めた[26]。
2022年10月21日、2024年発足予定のプロリーグへの参入が内定した[27]。
2023年、荷川取義浩監督がリーグ8連覇を達成して勇退。4月1日に東俊介が新監督に就任した。
赤字は最下位。
プレーオフは1994-95年シーズンから導入。
社会人選手権は2010年まで実業団選手権として開催。
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