古在 豊樹(こざい とよき、1943年(昭和18年)9月25日 - )は、日本の生物環境学者。農学博士。千葉大学名誉教授。第12代千葉大学学長[1]。祖父古在由直も豊樹と同様、農芸化学者で東京大学学長を務めた。父親は元名古屋大学教授のマルクス哲学者古在由重である。
千葉大学学長時の平成18年度文部科学省大学評価委員会による実績評価では、「年度計画の16項目すべてにおいて、中期目標・中期計画を『上回って実施している』あるいは『十分に実施している』」と評価を受けた[2]。
また、平成19年度には学生・教職員に向けて「底力宣言!千葉大学」の決意表明を行った[3]。
経歴
[1]
- 1943年 東京都出身
- 1967年 千葉大学園芸学部園芸学科卒業
- 1969年 東京大学大学院農学系研究科修士課程修了
- 1972年 東京大学大学院農学系研究科博士課程修了、学位取得
- 1973年 大阪府立大学農学部助手
- 1975年 オランダ政府奨学生・ワーヘニンゲン農学・生物研究センター
- 1977年 千葉大学助教授(園芸学部)
- 1989年 米国・ニュージャージー州・ラトガース大学 文部省在外研究員
- 1990年 千葉大学園芸学部教授
- 1995年 同大学院自然科学研究科教授
- 1999年 同園芸学部長
- 2003年 同環境健康フィールド科学センター長
- 2005年 千葉大学学長
- 2008年 同大学教授 環境健康フィールド科学センター
- 2009年 同大学定年退職
- 2009年 同大学環境健康フィールド科学センター寄附研究部門客員教授
- 2009年 同大学名誉教授
- 2012年 同大学退職
受賞・栄典
脚注
- ^ a b 「特定非営利活動法人植物工場研究会 古在豊樹 経歴」より
- ^ 独立行政法人国立大学財務経営センター「千葉大学の改革・改善、その実績と目指すもの」
- ^ 千葉大学公式HP「底力宣言!千葉大学」
- ^ 「古在豊樹教授紫綬褒章賞受賞
- ^ 『官報』14号、令和元年5月21日
- ^ “令和元年春の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. 2023年1月19日閲覧。
外部リンク
|
---|
- 初代 小池敬事 1949-1957
- 第2代 小林政一 1957-1961
- 第3代 荒木直躬 1961-1962
- 事務取扱/第4代 谷川久治 1962/1962-1968
- 第5代 川喜田愛郎 1968-1969
- 事務取扱 湊顕 1969
- 事務取扱 香月秀雄 1969-1970
- 第6代 相磯和嘉 1970-1976
- 第7代 香月秀雄 1976-1982
- 第8代 井出源四郎 1982-1988
- 第9代 吉田亮 1988-1994
- 第10代 丸山工作 1994-1998
- 第11代 磯野可一 1998-2005
- 第12代 古在豊樹 2005-2008
- 第13代 齋藤康 2008-2014
- 第14代 徳久剛史 2014-2021
- 第15代 中山俊憲 2021-2023
- 代行 中谷晴昭 2023-2024
- 第16代 横手幸太郎 2024-
|
前身諸学校・大学長 |
---|
| | |
---|
第一高等中学校医学部主事 |
- 学部長/主事 長尾精一 1887-1890/1890-1894
|
---|
第一高等学校医学部主事 | |
---|
千葉医学専門学校長 |
- 心得/校長 長尾精一 1901/1901-1902
- 心得/校長 荻生録造 1902/1902-1914
- 三輪徳寛 1914-1923
|
---|
千葉医科大学長 |
- 三輪徳寛 1923-1924
- 松本高三郎 1924-1929
- 高橋信美 1929-1940
- 小池敬事 1940-1949
- 加賀谷勇之助 1949-1952
- 赤松茂 1952-1955
- 荒木直躬 1955-1958
- 谷川久治 1958-1960
|
---|
|
|
|
|
|