吉崎 綾(よしざき あや、1996年(平成8年)6月3日 - )は[1]、福岡県出身の日本のモデル・タレント・女性アイドルである。芸能事務所TRUSTARに所属。ラストアイドル(LaLuce)の元メンバーである。
主に地元のテレビ番組やCM等に出演している他、〝福岡の奇跡〟というキャッチコピーの下、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて初登場ながら表紙・巻頭・巻末とすべてに掲載された。
略歴
日本人の父親と、フィリピン人とスペイン人のハーフである母親の元、日本で生まれる[2]。福岡市立春吉小学校[3]卒業。
15歳の時に福岡市の天神でカットモデルとしてスカウトされ、デビュー[2][4]。モデルとしては、2012年に写真家・古谷完の写真集『晴れのちツインテール キュンの導火線』に登場[5]。当時は福岡から上京し活動を行っていた[6]。その後、キュールエンターテインメントにて活動を再開する。
2016年1月に愛媛県を中心に放送されていた高田引越センター(運送業会社)のCMに出演[7]。同CMは、吉崎が着ているシャツを恥じらいながら脱ぎ捨てヌードとなる寸前で、それを隠すように配送員が現れるというセクシーな内容が話題を呼び、YouTube上で再生回数200万回を突破した[2]。これがきっかけとなり、2016年5月に漫画誌週刊ヤングジャンプのグラビアページに登場。同誌では「福岡の奇跡」というキャッチコピーの下、初登場ながら表紙、巻頭、巻末の全てに掲載される異例の抜擢を受けた。加えて同誌初となる、初登場・初表紙・初水着・初巻頭・初巻末ぶち抜きの五冠を達成した[1]。
2016年8月には、第3回福岡マラソンの公式大会サポーターに、事務所の同輩であるタレントの藤田可菜、津山愛理らと共に就任した[8][9]。
2016年12月、「243」こと女優の都志見久美子[10]と鶴久政治プロデュースの音楽ユニット「243と吉崎綾」を結成[11]。
2017年8月13日(12日深夜)放送開始した「ラストアイドル」(テレビ朝日)の暫定メンバーとして応募総数4932人の中から選ばれ[12][13]、2度の対決に勝利、2017年12月17日(16日深夜)放送で正式メンバーに決まった[14]。
2018年4月1日の「ラストアイドル」の放送で所属ユニット名が「ラストアイドル」から「LaLuce」に変更になることが発表される。
2018年4月18日、コンサート「ラストアイドルファミリー2ndシングル発売記念コンサート in Zepp DiverCity」で、「LaLuce」からの卒業を発表[15]。
2018年6月末、「ラストアイドルファミリー」および「LaLuce」としての活動を終了[16]。
2021年3月、TRUSTARに所属。
人物
- 幼少期をフィリピンで過ごしており、小学校へは日本に帰国した時に入学している[2]。
- 愛犬はチワワの「BOSS」[17]。
- 好きな食べ物はナス料理で、嫌いなものは抹茶[2]。
- 趣味はDVD鑑賞。特技は親指がやわらかいこととヤギの鳴き真似。また、本人は特技としていないものの、料理は得意である[注釈 1][4]。
- 得意料理は肉じゃが、ナスの素揚げ、味噌汁など。本人曰く、料理は家にあるものや余っているもので作るとのこと[4]。
- 好きな言葉は「根性」[2]。
- 好きな男性のタイプは、優しい人[4]。
- 尊敬する人物は、俳優の藤原竜也[2]。
- 将来の目標は女優。夢は映画に出演すること[2][4]。
- 体型維持のため、ジムでのパーソナルトレーニングに加え、徒歩1時間以内で移動できる場所へは歩く、愛犬との散歩に2時間以上を費やすといったことを行っている[2]。
- 自身のキャッチコピーを「小さな巨人」とし、その理由として「体は小さいけど、気持ちでは絶対負けないから」としている[2]。
- 同じ事務所の武田玲奈を「1歳年下なのにお姉さんみたい」と語り、休みの日はサウナに食事、映画を見る仲[18][19]。
エピソード
- それぞれ5歳離れた姉と妹がいて、8歳下の弟との4人姉弟[20][21][18]。父母と家族6人、2DKの住まいで育つ[18]。
- 「(母親の)給料日に食べられる、ほっともっとの唐揚げがご馳走」で、「(父親の)ボーナスで年に1回だけ」行ける焼き肉が「最大の楽しみ」だったと語る。「食べられる草を」拾い、海釣りで魚を捌いて「生きる力を」身につけた。また安く購入した桃水を4年間「ひたすら飲んで」生き長らえたという[18]。
- 家が貧乏だと気付いたのは10代の後半で、「イジメられていたことすら」持ち前の明るさと鈍感さで気付かず、母親から受けた愛の深さで辛くは感じなかったと振り返る[18]。
- 小学校に入学していた当初は、日本語や勉強の面で苦労していた。また、人見知りで基本的にしゃべるのが苦手だったため、学校では全然モテなかったという[4]。
- カットモデルとしてデビューした頃は、ほとんど仕事をしていなかった[4]。
- 人気が出るきっかけとなった高田引越センターのCMでは、肌色のニップレスを付けて撮影に臨んでいたが、撮影終了後、ニップレスが透けていたことに気づいて驚いたとインタビューで語っている。また、この仕事は吉崎が初めてオーディションで受かった仕事だった[4][22]。
作品
シングル
243と吉崎綾
- 恋のロマンス(2017年2月22日、BOLSTAR MUSIC)
- 青春のダイアリー(2017年7月12日、BOLSTAR MUSIC)
出演
テレビ
ラジオ
ドラマ
映画
- 咲-Saki-(2017年2月3日、プレシディオ) - 吉留未春 役
- 天使じゃないッ!(2018年4月14日、日本出版販売) - 愛美 役(主演)[27]
- 天使じゃないッ!2(2018年4月15日、日本出版販売) - 愛美 役(主演)[28]
- ザ・ファブル(2019年6月21日、松竹) - 女将 役
- 青春カレイドスコープ(2019年8月24日、らんくう) - 雲井祥子 役
CM
- NTTドコモ九州支社「U25応援計画」25歳以下はおトク!「声」篇(2014年12月 - 2015年3月)
- イムズ「ズルイぜ、イムズ。2015セール」篇(2015年1月)
- たかだ引越センター
- 「グラビア」篇(2016年1月4日 - 2017年1月3日)
- 「こまったカモ 電球」篇(2017年10月 - )[29]
- 株式会社リファレンス「ス〜/入居希望者」篇(2016年1月15日 - 2016年4月15日)
- ベリッシマ美容クリニック「社会実験 ”すみませんお金ください” Price of beauty」篇(2016年1月 - 2016年12月)
- 淡路ファームパーク「イングランドの丘」15周年記念CM9篇(2016年4月 - 2017年3月)
- 株式会社ブライダルなび「ブラなび+ ”費用アドバイス”」篇(2016年4月 - 2017年3月)
- JAバンク宮崎「オーディション」編、「カミングアウト」編、「店舗数」編、「コンビニATM」編(2017年12月 - )
- 賃貸プロデュース「ミラクる」(2018年1月 - )
- 21世紀グループ パチンコ&スロット CORE21 (2018年) - 熊本限定CM
- メルカリ「スッキリシュッピーン!」篇 (2020年2月 -)[30]
舞台
- こげた畳とゆれた尻(2016年12月) - 七海 役[31]
ウェブ
ミュージックビデオ
プロモーション
- 熊本県 くまもとふろモーション課公式PRソング「お風呂で歌えば」PV (歌:つじあやの)
- 「AYA'SSANPO」(2016年5月、自主制作)
- 一般社団法人日中経済貿易センター「AFFアジアファッションフェア 名古屋・東京2016」PRムービー(2016年6月 - 2016年9月)
イベント・その他
書籍
雑誌
- 晴れのちツインテール キュンの導火線(2012年10月、飛鳥新社)撮影:古谷完
- REV SPEED(三栄書房)2014年12月号 [45][46]
- 進研ゼミ高校講座「高1My Vision」2015年3月号(ベネッセコーポレーション、スチル)
- シティ情報福岡別冊「FUKUOKA NEW LIFE MAGAZINE 2016」(2016年3月創刊、中面)
- [OFFLINE] vol.37(2016年3月31日創刊、表紙・中面。AFRO FUKUOKA)
- 週刊ヤングジャンプ(集英社)No.26(2016年05月26日発売、表紙・巻頭・巻末グラビア、撮影:桑島智輝)
- CIRCUS MAX(KKベストセラーズ)2016年8月号(2016年7月10日発売、企画「今夏ブレイク必至 この美女が来る!!」)
- 週刊プレイボーイ(集英社)No.31(2016年7月16日発売、巻頭グラビア、撮影:岡本武志)[47]
- Em THE 2ND(2016年7月31日発売、エス・ピー・シー)[48]
- 週プレ グラビアスペシャル増刊SUMMER2016(2016年8月12日発売、集英社)
- 週刊SPA! 9 / 21・28合併号(2021年9月14日、扶桑社) - 橋爪駿輝書き下ろし 妄想デート「このあと、どうする?」[49][50]
- 週刊プレイボーイ(集英社)No.46(2021年11月1日発売、グラビア)[18][51]
写真集
デジタル写真集
- “福岡の奇跡”再び(2021年11月1日、撮影:前康輔、集英社)週プレ PHOTO BOOK[54][55]
- SPA!デジタル写真集「同窓会の帰りに…」(2022年5月13日、撮影:桑島智輝、扶桑社)[56]
脚注
注釈
- ^ 吉崎は料理をするようになった理由として、幼少より父親から家事をするよう厳しくしつけられたことや、15歳の時から一人暮らしをしていることによるものとしている。
出典
外部リンク
|
---|
タレント | |
---|
俳優/女優 | |
---|
モデル | |
---|
アーティスト | |
---|
YouTuber・インフルエンサー |
- 大関れいか
- おたひか
- 篭島奈那 & 佳那
- なまはむこ
- でぃばば
- 葉山陽琉
|
---|
大阪事務所 | |
---|
ジュニア | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |
|
---|
活動終了時のメンバー |
1期生 |
LaLuce
|
阿部菜々実 (リーダー)
| 安田愛里
| 鈴木遥夏
|
---|
Good Tears | |
---|
シュークリームロケッツ | |
---|
Someday Somewhere | |
---|
Love Cocchi | |
---|
|
---|
2期生 | |
---|
2期生アンダー | |
---|
|
---|
元メンバー |
1期生 |
LaLuce
| |
---|
Good Tears | |
---|
シュークリームロケッツ | |
---|
Someday Somewhere | |
---|
Love Cocchi | |
---|
|
---|
2期生 | |
---|
2期生アンダー | |
---|
|
---|
作品 |
|
---|
司会 |
1st | |
---|
2nd | |
---|
3rd | |
---|
in AbemaTV | |
---|
ラスアイ、よろしく! | |
---|
ラスアイ、よろしく! (ネオバラ3) | |
---|
ラスアイサバイブ | |
---|
|
---|
プロデューサー |
|
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |