和泉(いずみ)は、千葉県印西市の大字。郵便番号270-1351[2]。
地理
北は亀成、東は鹿黒、南東は鹿黒南、南は大塚、西は小倉、北西は浦部に隣接している。
歴史
江戸時代は和泉村であり、下総国印旛郡のうち、印西領・印西筋に属す。
寛永年間(1661年~1673年)は幕府領、のち旗本本多氏・八木氏の相給、1701年(元禄14年)から佐倉藩領、1723年(享保8年)から淀藩領、「旧高旧領」では幕府・淀藩の相給。村高は「元禄郷帳」274石余、1707年(宝永4年)・1730年(享保15年)の改増を経て、「天保郷帳」「旧高旧領」ともに372石余。なお「旧高旧領」に見える幕府領分20石余は、享保年間(1716年~1736年)に開発され、1730年(享保15年)の新田検地により、高請された本村に含められた南新田で、同年検地帳によれば反別畑20町5反余(印旛郡誌)。1723年(享保8年)「淀藩郷村帳」によれば、小物成として夫役永940文余。萱銭永1貫250文を上納(田辺家文書)。1779年(明和9年)明細帳では、家数55・人数292、馬27(武藤家文書)。1873年(明治6年)千葉県に所属。神社は鳥見神社・厳島神社、寺院は天台宗泉倉寺(印旛郡誌)。1889年(明治22年)永治村の大字となる[4]。
年表
世帯数と人口
2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
施設
- 和泉会館
- 泉倉寺
- 円光院観音堂
- 鳥見神社
- 金刀比羅神社
- 鹿黒機場
交通
バス
脚注