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この項目では、函館本線の駅について説明しています。
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小沢駅(こざわえき)は、北海道岩内郡共和町小沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である[2]。駅番号はS22。電報略号はサワ。事務管理コードは▲130108[4]。
かつては急行「ニセコ」・「らいでん」などが停車し、岩内線も接続していた。また、岩内線が開業する前には岩内馬車鉄道も接続していた。
歴史
小沢駅を発車するSLニセコ号(2009年)
1976年の小沢駅と周囲約1.2km範囲。左上は右側を函館本線、左側を岩内線がしばらく並行して走る。右下が倶知安方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
駅名の由来
旧村名(現在の共和町の東半分)より。もともとアイヌ語で「サㇰルペㇱペ(sak-ru-pes-pe」(夏の・道・下る・もの〔=夏の沢沿いの峠道〕)と称していたものを、「夏小沢」と意訳したものが伝わったとされる[10]。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である[1]。かつては多くの側線を持っていたため、ホームと駅舎の間には線路をはがした跡地が広がり、跨線橋は長い[1]。のりばは2番のりばと3番のりばのみ。駅舎の前が旧1番のりばで岩内線ホームだった。
倶知安駅管理の無人駅[1]。駅舎は簡素なものに建て替えられているが、跨線橋は昔ながらの重厚な造りのものが使用されている。
のりば
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駅全体(2006年10月)
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ホーム(2017年8月)
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跨線橋(2017年8月)
利用状況
乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
乗車人員推移
年度
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乗車人員(人)
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出典
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備考
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年間
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1日平均
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JR調査
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1978年(昭和53年)
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88.0
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[11]
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2017年(平成29年)
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33.4
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[12]
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2018年(平成30年)
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33.0
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[13]
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駅周辺
トンネル餅
当駅の名物として「トンネル餅」と称するすあまが販売されていた。
銀山駅との間にある稲穂トンネルが開通した頃から作られ始め、以前は当駅で売られていたが、後に駅前の国道5号に面した末次商会製菓部にて販売されていた。10個入り400円(2022年2月現在、8個入り450円)で、駅弁同様に経木でできた折りに詰められていた。2022年6月末に販売を終了した[15]。
また、通常の駅弁の販売が行われていた時期もある[16]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■函館本線
- ■快速「ニセコライナー」・■普通
- 倶知安駅 (S23) - 小沢駅 (S22) - 銀山駅 (S21)
かつて存在した路線
- 岩内馬車鉄道
- 岩内馬車鉄道線
- 小沢駅駅 - 小沢駅
- 日本国有鉄道(国鉄)
- 岩内線
- 小沢駅 - 国富駅
脚注
注釈
- ^ 現在の函館本線銀山駅 - 然別駅間にあった駅で、北海道鉄道の山道駅 - 然別駅間開通に伴い、1903年(明治36年)6月28日に開業した。当駅 - 山道駅の開通に伴い廃止。
出典
関連項目
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外部リンク