『嵐の中で輝いて』(あらしのなかでかがやいて、原題: Shining Through)は、1992年公開のアメリカ映画。デヴィッド・セルツァーの監督・脚本、マイケル・ダグラスとメラニー・グリフィスの主演による。配給は20世紀フォックス。原作はスーザン・アイザックの小説(原題同じ)である。
ストーリー
西暦1940年、アメリカ合衆国ニューヨーク。ユダヤ人の父親を持つリンダは、ドイツ語が堪能だったため、弁護士のリーランドの事務所で秘書として働くことになる。やがてリンダとリーランドは、上司と部下という関係を超えて、互いに惹かれ合っていくのだった。しかし、幸せは長くは続かなかった。第二次世界大戦が激化したことで、二人の関係に変化が生じたのだ。
実はリーランドの正体は、「米軍戦略事務局(後のCIA)」の大佐であり、主に他国に潜入している諜報員の指揮を取っていたのだ。だが、大戦の影響でアメリカとドイツの対立が深まり、ドイツに潜伏させていた諜報員が殺害されてしまう。これにより、リーランドは新たな諜報員をドイツに送りこむよう、軍から迫られていたのだ。この事実を聞かされたリンダは、ドイツにいる伯母一家を救い出すために、自分が諜報員となってドイツに潜入すると彼に志願する。彼女の志願に驚くリーランドだったが、彼女の熱意に押されて了承するのだった。
こうしてアメリカの諜報員としてドイツに潜入したリンダだったが、諜報員として素人同然の彼女に様々な危機が迫る。
キャスト
スタッフ
受賞・ノミネート
出典
外部リンク
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