『我慢できれば生★中出しSEX!』(がまんできればなまなかだしセックス)は、ワンズファクトリーのアダルトビデオシリーズの一つ。WANZレーベルから発売。「凄テクを我慢できれば生中出しSEX」「凄テクシリーズ」[1]とも称されるが、本頁ではFANZAでのレーベル分類表記に倣う。
ワンズファクトリー制作の素人参加型企画作品として立案。著名AV女優が街へ出向きシロウト男性を“女優の『凄テク』を10分間我慢できればセックスができる”褒美をぶら下げスカウトし、その模様を送る[2]。また女優側は事前に企画を知らされておらず、後述するバスの中で発表される形式が恒例となっている。[要出典]
2014年に『波多野結衣の凄テク』版で初リリース。2016年まではマイクロバスや大型バスを貸し切り、その中にシロウト男性を呼び込み収録していたが、2017年以降はハウススタジオにバスを模したセットを作りこみ収録している。一貫して監督は未公表(ただし作品内では松本いちかが、雑誌インタビューで推川ゆうりが、それぞれZANPAであると明かしている[3])。セットに掲げられている表記は『WANZ FACTORY素人感謝祭 (女優名)の凄テクを我慢できれば生★中出しSEX!』。
スピンオフ、コラボ、パロディ作品もジャンルを問わず制作されている。
2021年のワンズファクトリー広報担当者インタビューによれば、人気を決定づけたのは2015年発売のAIKA出演作[2]。気が強いギャル女優のイメージが、悔し涙を流し頑張るギャップでヒット[2]。その後も松本いちかの「ロリ系美少女なのに男ころがしの天才」など見た目の印象と素のギャップがある女優出演作が人気だという[2]。
同一設定で熟女女優が出演。初期はタイトルロゴが別であったがのちに同一となる。
テレビバラエティー番組のノリ、テロップ表示によるツッコミが作品の特徴であり、特に区切られていないものの、お約束のような展開がある。
スタジオ近隣でインタビュー。自虐的にワンズファクトリーを紹介し[15]、スタジオへ案内。事前に企画を知らされていないという体裁であるが、ここで企画を予習した、していないという話になることも多い。
スタジオに入ると、バスを模したセットの後部に取り付けられている、タイトルフリップに掛けられた幕を下ろしてもらい企画を発表。続いて演者に読み上げてもらう。この際、スタッフからの「おめでとう!」の声掛けと、パーティ―クラッカー、パフパフホーン、太鼓が鳴らされる。
タイトルフリップ幕開け時に「予算の8割」[16]「今日の仕事の8割終了」[17]など自虐的テロップが出るのが定番となっている。
普段ナンパをしたことがない女優のため、第1挑戦者は見本としてナンパがうまいというスタッフが中継で見つけてくるのがお約束となっている[6]。この際、中継スタッフは小道具と称する女優資料として「女優にとって黒歴史のような写真」(特撮系作品出演時のスチールやデビュー時の宣材、SNSでの変顔など)を持ち、辱めるやり取りするのも恒例である。
最後の挑戦者との対戦後、エンディングテーマとともに次からの出演者へのアドバイスコメントが促される。このコメントにも大抵ツッコミテロップが挿入され、監督の「ありがとうございました」もしくは「お疲れさまでした」等ねぎらいの言葉とともにフェードアウト。黒バックに「Presented by WANZ FACTORY」「Perfmed by (女優名)」「END」で作品が終了する[18][16][17]。