月寒中央駅(つきさむちゅうおうえき)は、北海道札幌市豊平区月寒中央通7丁目の国道36号(月寒通・室蘭街道)下にある、札幌市営地下鉄東豊線の駅である。駅番号はH13。
歴史
駅構造
もともと既存市街地につくられた駅であることから、4ヶ所ある出口のうち公園隅に位置する1番出口を除く3ヶ所は、民間ビルの中に出入口が作られている。エレベーターがあるのは3番出口[2]。3番出口には下り方向のエスカレーターも設置されている。なお、1番出口は防犯上の理由により22時30分に閉鎖される。
地下2階に改札口、地下3階に1面2線の島式ホームがある。1994年10月14日に同時開業した学園前駅、豊平公園駅、美園駅、福住駅と同様、建設費節約のため在来路線と比較してホームの幅が狭くなっている。
隣の美園駅との間は、民家下を通過するため札幌市営地下鉄初の山岳トンネル(NATM)工法で造られた月寒トンネルがあり、同トンネル内では対向線との間に柱等がないのが特徴である。札幌市交通局が2004年4月1日に発行した「札幌市営交通ご利用ガイド」の表紙下段部には、同トンネルの写真が掲載されている。
のりば
利用状況
札幌市交通局によると、2020年度の1日平均乗車人員は7,149人であった。
駅開業後の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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1994年(平成06年)
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6,528
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[3]
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1995年(平成07年)
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7,816
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[3]
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1996年(平成08年)
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7,778
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[3]
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1997年(平成09年)
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7,446
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[3]
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1998年(平成10年)
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7,477
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[3]
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1999年(平成11年)
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7,376
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[3]
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2000年(平成12年)
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7,202
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[3]
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2001年(平成13年)
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7,145
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[3]
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2002年(平成14年)
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7,418
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[3]
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2003年(平成15年)
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7,653
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[4]
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2004年(平成16年)
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7,742
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[4]
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2005年(平成17年)
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7,798
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[4]
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2006年(平成18年)
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7,922
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[4]
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2007年(平成19年)
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8,041
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[4]
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2008年(平成20年)
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7,959
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[4]
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2009年(平成21年)
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7,854
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[4]
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2010年(平成22年)
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8,084
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[4]
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2011年(平成23年)
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8,266
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[5]
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2012年(平成24年)
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8,519
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[5]
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2013年(平成25年)
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8,833
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[5]
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2014年(平成26年)
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9,061
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[5]
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2015年(平成27年)
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9,195
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[5]
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2016年(平成28年)
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9,438
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[6]
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2017年(平成29年)
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9,305
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[6]
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2018年(平成30年)
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9,335
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[7]
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2019年(令和元年)
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9,235
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[7]
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2020年(令和02年)
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7,149
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[8]
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駅周辺
地下鉄は国道36号線(月寒通・室蘭街道)の下を通っており、出口も国道に沿って設置されている。
バス路線
1994年(平成6年)10月14日にJA月寒中央ビル内に開設した「月寒中央バス発着場」のほか、周辺路上にバス停留所が設置されている。2021年(令和3年)12月の平日1日あたり、スクールバス等の非公示便を除く発着便数は、バス発着場・路上停留所を合わせて486便(感染症流行による一時運休便を含む)[9]。
2023年(令和5年)12月1日現在。すべての路線が北海道中央バスで、新千歳空港連絡バスには北都交通を含む。路線詳細は営業所記事を参照[10][11]。
- 月寒中央バス発着場
- 路上 月寒体育館前 水源地通沿い
- 路上 トヨタL&F前 国道36号沿い
- 路上 2番出入口側 国道36号沿い
その他
- 駅スタンプは月寒中央駅のイニシャルTの中に札幌市カーリング場が描かれている[12]。
隣の駅
- 札幌市営地下鉄
- 東豊線
- 美園駅 (H12) - 月寒中央駅 (H13) - 福住駅 (H14)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
月寒中央駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク