横浜市立金沢高等学校(よこはましりつ かなざわこうとうがっこう)は、神奈川県横浜市金沢区瀬戸にある市立高等学校。略称は、『金高(かなこう)』または『市金(いちかな)』。
概要
1951年(昭和26年)、当時金沢区にあった神奈川県立希望ヶ丘高等学校の保土ヶ谷への移転に伴い、その学区を引き継ぐ形で設立された。
横浜市内全域を学区とする。校舎は横浜市立大学と隣接、高大連携による単位互換・授業参加、出前授業が行われている。横浜市大との高大連携枠もあり、横浜市立大学への指定校推薦枠が多い。
かつての横浜臨海学区にあり、自由な雰囲気を持っていることが特徴である。金沢八景駅から近く、他校に比べ横須賀方面からの学区外通学者が多い。全体の約3分の1は自転車通学者である。
2010年(平成22年)度より「進学指導重点校」に指定され[1]、「普通科文理特進コース」が設置されている。大学入試対策を主眼に置く特進コースの設置は、公立校としては県内初となる。2013年(平成25年)度からは、普通科として一括募集を行い、入学後、進路希望等により「文理特進クラス」と「一般クラス」に編成する形に変更された。さらに、2016年(平成28年)度からは、特進プログラムの成果としての過去三年間の進路実績を踏まえ、「特進」「一般」クラスの区別をなくし、特進プログラムを全クラスで実施することとなった。
沿革
交通
学園祭
- 「金高祭」と呼ばれ、毎年9月上旬に行われている。金高祭の開催に際しては、有志団体が製作するカウントダウンプロジェクションマッピングが校舎の外壁に投影され、毎年近隣住民から高い評価を得ている。[3]
- 主な学校行事はこの他に、6月の音楽祭、5月のスポーツ大会、3月の体育祭(開催が例年卒業式後のため3年生は参加せず1年生と2年生のみが参加する)があり、これら4つは“金高4四大行事”と呼ばれている。なかでも音楽祭は最も盛り上がる行事で、合唱の部とダンスの部に分かれている。クラスによっては3月に曲の選定を始める。なお、校内警備や会場設営の観点より金高祭以外の学校行事は一般公開がなされない。ただし、音楽祭のクラスの発表については、撮影禁止が徹底された上で、金高祭の二日間のみ学校の視聴覚室にて上映されている。
著名な関係者
出身者
教職員
脚注
関連項目
外部リンク