デーメーテールは、人間や神々が天界の活動を地上の活動よりも神聖なものと考えていた時代に、祖母のガイアや母のレアーに代わって大地の女神となった[2]。 — Leeming、Creation Myths of the World: An Encyclopedia
古代ローマ
ローマのエピクロス派の詩人ルクレティウスは、『事物の本性について(英語版)』(ラテン語: De rerum natura)の冒頭で、ウェヌス(ヴィーナス)を正真正銘の自然の母として取り上げている[3]。ルクレティウスはウェヌスを「自然の生成的側面の擬人化された象徴」として用いている[4]。これは、迷信を排除した無神論的な世界観を提示したルクレティウスの作品の性質と大きく関係している。
メキシコで文化マネージメント(スペイン語版)を行うテオデュラ・アレマン・クレト(スペイン語版)は、2015年の著書"Coateteleco, pueblo indígena de pescadores"(先住民族の漁師町コアデテルコ)で「我々(メキシコ)の先スペイン文化では、我々の『母なる自然』への敬意と信仰は、人間として完全に調和して生きるために最も重要であった」[6]と述べている。
^Catto, Bonnie A. (1988). “Venus and Natura in Lucretius: "De Rerum Natura" 1.1-23 and 2.167-74”. The Classical Journal84 (2): 97–104. ISSN0009-8353. JSTOR3297566.
^Lira, Jorge A.; 1944; "Diccionario Kkechuwa - Español;" Tucumán, Argentina
^Alemán Cleto, Teódula (2015) (Spanish). Coateteleco, pueblo indígena de pescadores [Coatetelco, Indigena fishing town] (1st ed.). Cuernavaca, Morelos
^“金枝篇 第46章第2節 The Rice-mother in the East Indies”. 2021年4月10日閲覧。