飛瀬(とびせ)は、尖閣諸島の岩礁のひとつ。日本が実効支配し、中華人民共和国及び中華民国も領有権を主張している。日本の行政区分では沖縄県石垣市に属する。
概要
石垣島の北西約167キロメートル[1]、尖閣諸島の主島である魚釣島から東方約1.5キロメートルにあり、魚釣島と北小島及び南小島との中間に位置する。面積は0.01平方キロメートル[1][2]。最高点の標高は2メートル[1]。
日本が実効支配している。中華人民共和国及び中華民国も領有権を主張している。中華民国では、飛瀨と呼ばれる。中華人民共和国では、飛嶼、飛礁岩などと呼ばれる。
脚注
注釈
- ^ ただし中華人民共和国の主張としては、当該地域は中華民国(中華人民共和国に属する台湾省)が実効支配している地域であり、行政権は中華人民共和国の直轄ではなく、中華人民共和国に属する「台湾省」に存在するとしている。詳しくは台湾省 (中華人民共和国)を参照。
出典
関連項目