香川県立高松工芸高等学校(かがわけんりつ たかまつこうげいこうとうがっこう)は、香川県高松市番町二丁目に所在する公立の高等学校。1898年、伝統美術である讃岐漆器(香川漆器)の伝承などを目的として、納富介次郎によって設立された。1938年、精密機械科・応用化学科の工業系学科が設置され、工業高校の側面も有するようになる。
設置学科
- 全日制課程
- 定時制課程
- 機械科(工業に関する学科)
- 建築科(工業に関する学科)
- インテリア科(工業に関する学科)
沿革
- 1898年(明治31年)2月 - 香川県工芸学校として創立。八番丁に仮校舎設置。
- 1900年(明治33年) - 八番丁に校舎新築。
- 1901年(明治34年)5月 - 香川県立工芸学校と改称。
- 1914年(大正3年) - 西浜新町(現・香川大学幸町北キャンパスの北東部分)へ移転。
- 1938年(昭和13年)4月 - 建築科と木工科の家具分科を廃し、精密機械科、応用化学科を新設する。
- 1943年(昭和18年)4月 - 香川県立高松工業学校と改称。航空機科を新設。金工科を金属工芸科、漆工科を塗装工芸科、木工科を木材工芸科、精密機械科を機械科、応用化学科を工業化学科に改める。
- 1946年(昭和21年)4月 - 香川県立高松工芸学校と改称。航空機科を廃し、建築科と木材工芸科の家具分科を再設。修業年限5か年。
- 1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により香川県立工芸高等学校となる。金属工芸科、塗装工芸科、木材工芸科、機械科、工業化学科、建築科の6科となる。修業年限3か年。
- 1949年(昭和24年)4月 - 香川県立高松工芸高等学校と改称。
- 1951年(昭和26年)10月 - 12月 - 幸町から番町二丁目の旧制高松中跡地(現在地)に移転。
- 1952年(昭和27年)4月 - 定時制課程に機械科を新設。
- 2003年(平成15年)4月 - 金属工芸科、漆芸科、インテリア科の募集を停止し、3科を統合し工芸科を新設。
- 2006年(平成18年)4月 - 電子機械科の募集を停止し、機械科と電子機械科を統合。機械コースおよび電子機械コースを設置。
部活動
男子バレーボール部・ボクシング部・水泳部(競泳・飛込)・自転車競技部は全国大会の常連である。
運動部
- 野球
- 陸上
- バレーボール
- 水泳
- インターハイ・国体・JOCジュニアオリンピックカップ優勝、競泳・飛込で日本代表も複数名輩出
- ボクシング
- インターハイ・全国選抜大会・全国マスボクシング選手権優勝
- バスケットボール
- サッカー
- 卓球
- 弓道
- ハンドボール
- テニス
- ヨット
- バドミントン
- 自転車競技
文化部
- 理科
- 吹奏楽
- 写真
- 新聞
- 放送
- インターアクト
- 絵画
- 茶華道
- ギター
- 演劇
- ロボット
- 第2回全日本ロボットアメリカンフットボール大会優勝
- 漫画
同好会
イベント
著名な出身者
- 芸術
- スポーツ
姉妹校
2000年11月に次の3校と姉妹校関係が締結された。
関連項目
外部リンク