『黒薔薇の館』(くろばらのやかた)は、1969年公開の日本映画である。
前年の『黒蜥蜴』に続く、深作欣二監督、丸山明宏主演作品である[1]。横尾忠則がタイトルデザインを手がけた[2]。
ストーリー
資産家の佐光喬平が半ば趣味で経営するサロン「黒薔薇の館」を一人の妖艶な女が訪れるようになった。藤尾竜子と名乗るその女は毎晩黒薔薇を片手に愛を歌い、サロンに集う男たちを魅了していった。竜子を追って男たちがサロンを訪れるが、竜子は冷たく対応するだけであった。ついには竜子を巡って自殺や殺人まで起きる。竜子の虜となった佐光は、彼女が気に入るように館を改装し、竜子が館の女主人として君臨することを許した。
ある日、佐光の次男で放蕩息子の亘が黒薔薇の館を訪れる。佐光の留守中に亘と竜子は関係を深めていく[3]。
登場人物
脚注
関連項目
外部リンク
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