『CYNTHIA ALIVE』(シンシア アライブ)は、南沙織通算5作目のCD-BOX。2020年7月2日発売。発売元はソニー・ミュージックダイレクト。規格品番はDYCL-3589/3594。
解説
ソニー系列のECサイト「Sony Music Shop」内のオーダーメイドファクトリー[2]で商品化が決定し、南沙織自身の誕生日に発売されたCD6枚組、全シングルA面曲を含めた110曲収録のCD-BOXである。オーダーメイドファクトリーから発売されたボックス・セットは『ドーナツ盤型12cmCDコレクション』(2004年9月1日発売、FCCX-10001/10028)以来となった。
オーダーメイドファクトリーでは、1971年6月1日に「17才」(SONA-86183)で歌手デビューをしてから2020年で50周年目に突入した記念企画第1弾として告知された[3]。選曲はクリス松村によるもので[4]、「名曲「17才」の呪縛があるとしたら、それを一度、解放してみてもいいのではないか」という思いの上で選曲したとクリス松村自身が述べている[3]。
発売に際し、音源に対してデジタル・リマスタリングが施された。マスタリング・エンジニアはGOH HOTODAが担当した。また、CD規格は「高品質CD」とされるBlu-specCD2仕様である。CDパッケージは縦長三面見開き仕様であり、歌詞や歌手活動時の未公開を中心とした写真、クリス松村の手記、クリス松村と南沙織(名義はシンシア)の8ページ対談、月刊明星(1974年10月号)に掲載された著名人のコメント[5]などを収めたブックレットが付属している[6]。起用されたジャケット写真は篠山紀信により撮影されたものである。
ディスク6の18曲目に収録された「苦いレモン」は、1994年に録音されたままお蔵入りしていた楽曲で、本アルバム収録に際してGOH HOTODAがミックスを施している。対談内で、1990年代中ごろに数曲をレコーディングしたまま制作中止となったアルバムに収録予定であった中の1曲だと明かされている[7]。
Sony Music Shopでは発売当時、先着でクリアファイルが付与される特典があった。
収録曲
- 作詞者、作曲者、編曲者はリンク先を参照のこと。
- 太字はシングルA面として発売された曲(両A面曲、差し替え曲含む)
未発表曲
- 苦いレモン - 1994年録音音源(本ボックスで新たにミックス)
関連項目
脚注
- ^ a b 各種演奏時間は、x-アプリにてリッピングした際に表示される時間とする。
- ^ 音楽作品に対して所定期間の購入予約を受け付け、規定枚数をクリアすると商品化される企画。予約期限は延長されることがあり、規定枚数は公表されていない。
- ^ a b Sony Music Shop 南沙織 デビュー50周年企画第一弾! - 2020年8月21日閲覧
- ^ クリス松村otonano連載【クリス ミュージック プロマイド】⑧南沙織『CYNTHIA ALIVE』スペシャル - 2020年8月21日閲覧
- ^ 吉田拓郎、大野真澄(元ガロ)、りりィ、落合恵子、アグネス・チャン、南沙織本人のコメント
- ^ ブックレット内は表紙・裏表紙以外はディスコグラフィを除いてモノクローム印刷
- ^ ブックレット内のクリス松村と南沙織(名義はシンシア)の対談を参照
外部リンク
Sony Music Direct(Japan) Inc.
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