digiKam(デジカム)は、デスクトップ環境KDE向けの画像管理ソフトウェアである。ほぼ全ての画像フォーマットをサポートし、写真をディレクトリベースのアルバムや撮影日、もしくはタグによって管理できる。ユーザーは写真にコメントや評価を付けたり、写真の検索や検索結果を「スマートフォルダ」に保存したりすることが可能。
プラグインを追加することによりアルバムをFlickrやGallery2にアップロードしたり、Google EarthのKMLファイルやSimpleviewerにエクスポートしたりすることもできる。 他にも写真をCDに保存したり、インターネット上で公開したりできる。
機能
digiKamでは、デジタルカメラ上の写真をプレビューしたり、転送もしくは削除したりできる。データの転送中に自動的に写真を変形させることもできる。また、KIPI(KDE Image Plugins Interface)フレームワークとプラグインを用いることにより、赤目現象の処理機能、カラーマネージメントや画像フィルタ機能等を追加することが出来る。digiKamはLinux上で16ビットの画像を処理することが出来る唯一のフリーな画像管理ソフトウェアである。
バージョン0.9.0に新しく搭載された機能は以下のとおりである。
バージョン0.9.2に新しく搭載された機能は左テーブル[※ 5]、画像エディタ内とプレビューにおける画像のパン・ツールやユーザビリティの改善である。
digiKamはKDEのExtragearにおいて管理されており、活発に開発されている。現在はQt5.4に移植され[2]、WindowsとmacOSでも利用できる[3]。
技術的な情報
digiKamはKDEのQtライブラリを用い、C++で作成されている。
受賞
digiKamは「TUX 2005 Readers' Choice Award」を、お気に入りデジタル画像管理ツール部門で受賞した[4]。
注釈
脚注
関連項目
外部リンク