Z-9
Z-9(Zhisheng-9, 中:直升-9)は、中国の哈爾浜飛機製造公司(HAMC)が、フランスのユーロコプター(元・アエロスパシアル)AS 365N ドーファンIIをライセンス生産した汎用ヘリコプターである。用途に応じて多くの派生型があり、主に軍用ヘリコプターとして中国人民解放軍にて運用されている。NATOコードネームは「ハイトゥン」(Haitun:海豚、ドーファンと同じくイルカの意)。
Z-9の型式の一つであるH-425ヘリコプターの機体をベースに制作されている。エンジンはアリエル2Cターボシャフトエンジンを搭載しており、Z-9Cよりも高い性能を有している。
レーダーはXバンドのKLC-3B空中捜索レーダーを搭載しており、排水量3,000t以上の艦船を最大180kmの距離で検出し、排水量50tの小型のボートなどを60km以上の距離から検出する事も可能となっている。
Z-9Dは武装としてスタブウィングのパイロンにYu-7K短魚雷を最大2発やYJ-9空対艦ミサイルを最大4発搭載でき、Z-9D自体の長大な航続距離と合わさり敵のミサイル艇を撃沈または接近を抑止する事を目的としている。[1]
2021年2月にはZ-9Dが2桁の番号を与えられ、同年10月には075型強襲揚陸艦に搭載されていた事が確認されている。[2]
出典: SinoDefence.com[3]
諸元
性能
武装
この項目は、軍用機や空軍に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ軍事、PJ航空/P軍事)。