ハキーム・ダオドゥ(Hakeem Dawodu、1991年7月2日 - )は、カナダの男性総合格闘家、元ムエタイ選手。アルバータ州カルガリー出身。チャンピオンズ・クリードMMA/マイク・マイルズ・キックボクシング・チーム所属。元WMCインターコンチネンタルウェルター級王者。
来歴
カナダのカルガリーでジャマイカ人の父親とナイジェリア人の母親との間に生まれる。6歳の時に父親が国外に追放され、母子家庭で育つ。問題児であったため、14歳の時に少年院に入れられ、2年後、カウンセラーがアンガーマネジメントとしてダオドゥにムエタイを始めさせた[2]。その後、アマチュアムエタイで47戦42勝(15KO)、プロムエタイで9戦全勝(6KO)の戦績を残し、総合格闘技に転向した[3][4]。
UFC
2018年3月17日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Werdum vs. Volkovでダニー・ヘンリーと対戦し、ギロチンチョークで1Rテクニカル一本負け。キャリア初黒星を喫した。
2019年7月27日、UFC 240で堀江圭功と対戦し、左ハイキックで3RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2021年6月12日、UFC 263でフェザー級ランキング14位のモフサル・エフロエフと対戦し、0-3の判定負け。
2023年8月12日、UFC on ESPN: Luque vs. dos Anjosでカブ・スワンソンと対戦し、0-3の判定負け。しかし、海外MMAメディアサイトの採点で記者13人中11人がダオドゥの勝利を支持するなど判定が物議を醸した[5]。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
|
18 試合
|
(T)KO
|
一本
|
判定
|
その他
|
引き分け
|
無効試合
|
13 勝
|
7
|
0
|
6
|
0
|
1
|
0
|
4 敗
|
0
|
1
|
3
|
0
|
ムエタイ
戦
|
日付
|
勝敗
|
時間
|
内容
|
対戦相手
|
国籍
|
備考
|
9 |
2015年1月24日 |
勝利 |
5R |
判定 |
チャーリー・ピーターズ |
イギリス |
Canadian Challenger Muay Thai Series 12
|
8 |
2014年4月5日 |
勝利 |
3R |
判定 |
サム・サムット・カイアットポンシップ |
タイ |
Canadian Challenger Muay Thai Series 10
|
7 |
2014年1月24日 |
勝利 |
1R |
KO |
平井純平 |
日本 |
WMC Challenger Muay Thai Series 9 【WMCインターコンチネンタルウェルター級タイトルマッチ】
|
6 |
2013年11月17日 |
勝利 |
3R |
TKO |
ゴンナパー・ウィラサクレック |
タイ |
M-FIGHT SUK WEERASAKRECK IV
|
5 |
2013年5月25日 |
勝利 |
3R |
判定 |
ライアン・ヴィーゼ |
オランダ |
K-1 8-man Tournament, Final
|
4 |
2013年5月25日 |
勝利 |
3R |
KO |
N/A |
N/A |
K-1 8-man Tournament, Semi Finals
|
3 |
2013年5月25日 |
勝利 |
1R |
KO |
デイビン・シナスウィー |
トリニダード・トバゴ |
K-1 8-man Tournament, Quarter Finals
|
2 |
2013年4月19日 |
勝利 |
4R |
KO |
シェルドン・ゲインズ |
アメリカ合衆国 |
Challenger 7 - 'HEAVY DUTY'
|
1 |
2012年11月24日 |
勝利 |
2R |
KO |
ランジャラス |
タイ |
Muay Thai Mayhem 3
|
テンプレート
|
獲得タイトル
ムエタイ・キックボクシング
- WMC
- インターコンチネンタル・ウェルター級王座(2014年)
- IFMAアマチュア
- ワールドカップ Aクラス トーナメント 63.5kg未満級 銅メダル(2012年)
- ヨーロピアンカップ Aクラス 63.5kg未満級 銀メダル(2011年)
- ワールドカップ トーナメント 63.5kg未満級 金メダル(2010年)
- パンアメリカンムエタイ連盟
- IKFアマチュア
- フルムエタイルール ライトウェルター級アマチュア世界王座(2011年)
- ワールドクラシック ムエタイルール ウェルター級アマチュア王座(2010年)
表彰
脚注
関連項目
外部リンク