『レモンの天使』(レモンのてんし)は、1971年10月から1972年3月にかけて全26話がフジテレビ系列の毎週月曜夜7時台に放送された東宝制作のテレビドラマ。全26回。
概要
『柔道一直線』(TBS系列)で人気者になった吉沢京子が主演した看護学校「東京明和医大附属准看護学院」を舞台に看護婦(女性看護師)をめざす少女たちを描いた青春根性ドラマ[1]。「職根(職業根性)ドラマ」とも言われていた[2]。吉沢京子は、ほぼ同時並行で『さぼてんとマシュマロ』(日本テレビ系列)にも主演していた。
明るく活発で、誰からも好かれる「レモンエイジ」の15歳、原ゆかり(吉沢)と、ゆかりとは事あるごとに衝突したり恋敵になったりライバル関係にある矢島明美(青木)、九十九里浜近くの町育ちで愉快だがちゃっかり者でやんちゃで喧嘩っ早くもありちょっとそそっかしい、ゆかりと大の仲良しになる石川珠子(松原)の三人を中心にドラマは進行[3]。三人は学院の入学式で出会ったが、入学早々ゆかりと明美は喧嘩騒ぎを起こしてしまう[4]。その後も学院内は中卒組と高卒組の対立が激しくなり、中卒組のゆかりもこれに巻き込まれることに…[3]。
出演者
ゲスト
スタッフ
主題歌
サブタイトル
- 私は負けない! (1971年10月4日)
- 裏切られた友情 (1971年10月11日)
- 喧嘩なら任しとけ (1971年10月18日)
- 憧れの白衣を汚すな! (1971年10月25日)
- 傷だらけの天使 (1971年11月1日)
- 天使よ青空に歌おう! (1971年11月8日)
- 涙の戴帽式 (1971年11月15日)
- リボンの誓い (1971年11月22日)
- 無言の友情 (1971年11月29日)
- 千羽鶴の願い (1971年12月6日)
- ひとりぼっちの天使 (1971年12月13日)
- 泥まみれの友情 (1971年12月20日)
- 天使の詩 (1971年12月27日)
- 走れ!D51 (1972年1月3日)
- 明日に生きよう! (1972年1月10日)
- 赤ちゃんに負けるな! (1972年1月17日)
- 甦える熱情 (1972年1月24日)
- インスタント美容師 (1972年1月31日)
- やられてたまるか! (1972年2月7日)
- 明日は日本晴れ (1972年2月14日)
- 恋はレモンのように (1972年2月21日)
- 病院は俺の天国 (1972年2月28日)
- はみだした漫画 (1972年3月6日)
- 壊れたギター (1972年3月13日)
- ホカホカ中華饅頭 (1972年3月20日)
- 愛のウェディングマーチ (1972年3月27日)
放送局
コミカライズ
小林ひでこによって、週刊誌「週刊少女コミック」に連載された。
映像ソフト
2023年4月28日にベストフィールドからコレクターズDVDが発売予定(HDリマスター版)、放送50年にして初の映像ソフトとなる[15]。
脚注
フジテレビ系 月曜19時台前半枠 |
前番組 |
番組名 |
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