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中庭 健介 Kensuke NAKANIWA |
![フィギュアスケート選手](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b1/Figure_skating_pictogram.svg/30px-Figure_skating_pictogram.svg.png) |
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生誕 |
(1981-10-15) 1981年10月15日(42歳) 福岡県福岡市 |
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身長 |
170cm |
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選手情報 |
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引退 |
2011年 |
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ISUパーソナルベストスコア |
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中庭 健介(なかにわ けんすけ、英語: Kensuke Nakaniwa, 1981年10月15日 - )は、日本の元フィギュアスケート選手(男子シングル)。2008年、2009年オンドレイネペラメモリアル優勝。2009-2010シーズン日本スケート連盟特別強化選手。
現在は、MFアカデミーのヘッドコーチとして、後進の指導にあたっている[1]。
人物
福岡市出身。血液型はO型、福岡大学卒業[2]。
4回転トウループを得意とし、「4回転跳べなくなったら、もうフィギュアスケートやめます」と言うほどの自信を持っている[3]。一方、アクセルは苦手としている[4]。
経歴
自宅近くに香椎アイススケートセンターがあったことがきっかけでスケートを始めた。小学2年でスケート教室に入った後、石原美和の誘いを受けて小学3年から競技に取り組み始める[5][6][7]。
2005-2006シーズンは、トリノオリンピックを目前に控えているにもかかわらず、前年度の世界ランキング36位以内に入れなかったためグランプリシリーズへの出場を逃した。ゴールデンスピンに出場した際、鈴木明子に帯同していた長久保裕と石原美和にアドバイスを受けたことがきっかけで、2人の指導を受けるようになった[3]。
2007-2008シーズンの全日本選手権では、ショートプログラム終了時点で3位につけ、3枠の世界選手権出場枠が手の届くところまで来ていた。しかしフリースケーティングで南里康晴に逆転され、わずか0.87点差の4位で2008年世界選手権出場を逃した。
2008-2009シーズン、唯一出場した国際スケート連盟主催大会中国杯で記録したスコアはシーズンベストランキング59位にとどまり、また世界ランキングも24位以内から陥落したことから翌シーズンのグランプリシリーズ出場機会を失った一方、オンドレイネペラメモリアルにて国際大会初優勝を飾った。
2011年に引退。現在は指導者として活躍している。
指導者として
現役引退後、福岡県福岡市のパピオアイスアリーナを拠点に指導者としてのキャリアを積む。
2021年春、千葉県船橋市にある三井不動産アイスパーク船橋を練習拠点としたMFアカデミー開校にあたり、ヘッドコーチとして招聘される[8]。
主な担当選手
主な戦績
2002-2003シーズン以降
2001-2002シーズンまで
詳細
プログラム使用曲
脚注
- ^ “先生紹介 - 三井不動産アイスパーク船橋”. 三井不動産アイスパーク船橋. 2022年10月9日閲覧。
- ^ 上坂美穂編『オール・アバウトフィギュアスケート』ぴあ(ぴあワンダーランドSpecial)、2005年11月、p.62
- ^ a b 『Cutting Edge 2007』p.23
- ^ 『Cutting Edge 2007』p.28
- ^ 梅田香子「きょうだいスケーター大特集 きょうだい対談・3 中庭健介×中庭弘二」『フィギュアスケートDays vol.2』DAI-X出版、2007年3月、pp.10-11
- ^ 八木沼純子著『日本フィギュアスケート 氷上のアーティストたち』日本経済新聞社、2005年11月、p.193
- ^ a b 『Cutting Edge 2007』p.86
- ^ “フィギュアスケートアカデミー2021 年新春開校”. 三井不動産アイスパーク船橋. 2022年10月9日閲覧。
- ^ 『Cutting Edge』p.27
- ^ a b 「2008全日本選手権レポート 男子シングル」『フィギュアスケートDays vol.8』ダイエックス出版、2009年2月、pp.26-29
- ^ 『Cutting Edge 2008 日本男子フィギュアスケートオフィシャルファンブック』DAI-X出版、2007年12月、p.50
- ^ a b c d e f g 『Cutting Edge』p.90
- ^ a b 『Cutting Edge』p.25
- ^ 『男子シングル読本』p.28
外部リンク
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