広ヶ谷戸(ひろがやと)は、埼玉県さいたま市南区の大字。郵便番号は336-0041[2]。
地理
さいたま市南区の東部に位置する。地区は大字大谷口に囲まれ、北側で緑区大字中尾と隣接する。宅地化が進んでいる。周辺の地区が住居表示を実施していったなか、大字のまま残存している。
歴史
もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡木崎領に属する広ヶ谷戸村であった[4]。元禄年間頃より大谷口村より分村されたと見られる[4]。
世帯数と人口
2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は以下のとおりである[1]。
大字 |
世帯数 |
人口
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大字広ヶ谷戸
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1,024世帯
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2,309人
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[11]。
交通
鉄道
地内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は地点によって異なり、東日本旅客鉄道(JR東日本)京浜東北線・武蔵野線の南浦和駅、または武蔵野線の東浦和駅である。
道路
文化財
- 広ヶ谷戸の庚申塔 - 旧浦和市内では最古の庚申塔。高さ1.2 m、背面荒削りの舟形塔で、青面金剛像、二童子像、四夜叉像を浮き彫りにしたほか、二鶏、二猿も彫られている。稲荷越にある。1664年(寛文4年)5月造立。有形民俗文化財となっている。
- 稲荷越遺跡 - 1987年(昭和62年)の発掘調査では、縄文時代後期の竪穴建物跡が発見された。現在は宅地化。
施設
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク