広島県立府中高等学校(ひろしまけんりつ ふちゅう こうとうがっこう)は、広島県府中市出口町にある公立高等学校。
概要
戦後、旧制府中中学校(1921年創立)と旧制府中高等女学校(1912年創立)が統合され現在に至る。全日制で普通科設置。
広島県教育委員会よりトップリーダーハイスクール(県内6校)に指定されている。
沿革
府中中学校
府中高等女学校
- 1912年 芦品郡立実科高等女学校として開校。
- 1922年 芦品郡立芦品高等女学校と改称。
- 1923年 運営を県に移管し広島県立府中高等女学校と改称。
- 1948年 学制改革により広島県府中東高等学校となる。中学校を併設する。
広島県立府中高等学校
基礎データ
アクセス
象徴
- 校章
- 図案化した鳩(平和)とペン(文化)の上に「高」の字を入れている。全体をいぶし銀で仕上げ、品位と落ち着きの中に躍進を表している[1]。
- ロゴマーク
- マークの中の「F」は、府中の頭文字をもとにした緑葉をイメージしている。これは品格と成長を表し、無限に伸びる可能性をもつ芽生えを図案化している。さらに、マークの3本の輪は、「府」からの学問や知識の拡がりを、学校周辺にある芦田川と出口川から水紋の拡がりを表している[1]。
- 校歌
- 作詞:葛原しげる、作曲:信時潔
部活動
音楽部は、県内の県立高校で事実上唯一のオーケストラ部であり、毎年8月山の日に「納涼音楽祭」と題して、府中市文化センターで定期公演を開催している。
芦田川河川敷の大型パネル「POM」は当時の美術部によるデザインである。また、生徒(当時)の作品がニチマン工場の門の壁に描かれている。
2022年、放送部が、広島県警察「第6回高校生CM甲子園」(テーマ「高齢者を特殊詐欺の被害から守ろう」)で、グランプリ(15秒CMの部)と準グランプリ(30秒CMの部)を受賞[2]。また、放送部はエフエムふくやま「広報ふちゅう情報サラダ」にi-coreFUCHUのPRで付1回出演している[3]。
出身者
府中中学校
広島県立府中高等学校
脚注
関連項目
外部リンク