淡路市立塩田小学校(あわじしりつしおたしょうがっこう)は兵庫県淡路市塩尾にある日本の公立学校である。
概要
淡路市の南側、洲本市との市境付近に位置し、淡路市の小学校では最南端である。校区は豊かな自然に囲まれている。1873年に平安小学校として開校し、1891年に第一次小学校令により、塩田尋常小学校と改称される。その後、市町村合併により塩田村立塩田小学校、津名町立塩田小学校、淡路市立塩田小学校と名前を変え、現在に至る[1]。
1934年には淡路市を代表する教育者、中村ひさ(1867-1947年)の記念碑が校舎の北側に建立された。中村ひさは1898年、塩田村尋常小学校に赴任。当時は就学率が低かったが、保護者に勉学の重要性を説き、児童を通学させるなど学校教育の普及に尽力した。その後も、私財を投じて塩田地区に託児園や青年訓練所を建設するなど奉仕活動に努めた。その功績をたたえ、1934年に設置された記念碑だったが、1995年の阪神淡路大震災で倒壊した。その後2019年に、倒壊時に損傷を免れた碑文を中央部にはめ込み、記念碑が修復された[2]。
歴史
通学区域
通学先中学校
アクセス
通学区域が隣接している学校
脚注
関連項目