第三セントラル(だいさんセントラル)は、セントラルフェリーが運航していたフェリー。
概要
セントラルフェリーの第三船として金指造船所で建造され、1971年7月28日に就航した[1]。
本船の就航により、川崎 - 大阪航路の運航が開始された。
1972年2月16日、神戸航路、大阪航路が減便により隔日運航となり、第二セントラル、第五セントラルとともに係船された[2]。
その後、海外売船され、アルジェリアで就航した。
航路
セントラルフェリー
設計
セントラルフェリーが建造した5隻のフェリーのうち唯一金指造船所で建造された[3]。先に建造された第一セントラル、第二セントラルと船型は類似しているが、上部構造やファンネルの形状、配置が異なる[1]。
船内
船室
- 特等室(2名×4室)[3]
- 一等室(4名×6室・6名×2室)[3]
- 二等室(490名)[3]
- ドライバー室(58名・内14名和室)[3]
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m 世界の艦船(1971年10月号,p25)
- ^ a b 世界の艦船(1976年4月号,p62)
- ^ a b c d e f セントラルフェリー各船の主なる相違点 -
船の科学1971年7月号