『裸の大将』(はだかのたいしょう)は、画家の山下清をモデルに描いた1958年東宝製作映画。
概要
山下清生存時の1958年10月28日に封切られた。小林桂樹が山下清を演じ、毎日映画コンクール主演男優賞を受賞した。当初は成瀬巳喜男が監督する予定だったが、堀川弘通に交代した。主演の小林は演じるにあたって山下本人に直接面談、役作りのため取材した。この映画の経験から小林は『激動の昭和史 軍閥』などで実在の人物を演じるのを得意とするようになった。
またこの作品で、ハナ肇とクレージーキャッツが映画初出演した。
同時上映は、柳家金語楼芸能生活50周年記念作品『大江戸千両祭』(監督:青柳信雄)。
配役
以下の順番は本編クレジットに準拠。
以下ノンクレジット
ビデオソフト
- 2023年9月に東宝ビデオからシネスコ版のDVDが発売された。
- 1980年頃に東宝ビデオからテレビサイズのビデオソフトが、主に業務用途向けにリリースされた。
- その後、1980年代に東宝ビデオからシネスコ版のVHSが発売された。
- パイオニアからレーザーディスクも発売されている。
外部リンク