にぼしいわしは、フリーの女性お笑いコンビ。2013年4月結成。女芸人No.1決定戦 THE W2019・2020・2022ファイナリスト。
メンバー
- ボケ担当。立ち位置は向かって左。
- 大阪府出身。身長151cm、O型。
- 芸名の由来は、高校時代、弁当に入っていた煮干しを同じクラスのギャルにあげたところ、そのギャルから「にぼし」と呼ばれるようになったことから。
- ツッコミ・ネタ作り担当。立ち位置は向かって右。
- 大阪府出身。身長156cm、A型。
来歴・概要
高校の同級生として出会い、3年生のときに現在と同じコンビ名でハイスクールマンザイ2010に出場、近畿大会準決勝に進出する。そのときの優勝者は現レインボーの池田直人が組んでいたコンビ「STAND BOX」で、現霜降り明星の粗品のコンビ「スペード」、せいやのコンビ「ドンパルトン」も同じ大会に出場していた[2]。にぼしは同じクラスのギャルに付けられたあだ名であり、いわしはそれに乗っかる形で名乗り始めた。2人とも本名を非公表にしている。
高校卒業から1年経った後に2人で大阪NSCに入学する。2013年にデビューするが、自信を失って一度吉本興業を辞め、大学に通って一般職に就いた[3]。大阪のフリーライブ「C★マン」にエントリーしていたが、2014年9月に活動休止[4]。2015年のM-1グランプリ復活を機にゆるやかに再始動し、季節の変わり目くらいのスパンでインディーズライブに出場した結果、2018年からスパンキープロダクションに所属。2019年3月まで2人共働きながら芸人をしていたが、退職して手当たり次第にインディーズライブに出演[5]。以降、大阪のインディーズライブを拠点に月60本程度の舞台で活動する[6]。
2019年の女芸人No.1決定戦 THE Wでは、無名ながら初の決勝進出。さらに、2020年にも決勝進出を果たした。2020年8月末を持って、スパンキープロダクションを退所し、フリーとして大阪を中心に活動。吉本興業の強い大阪において「非吉本」芸人の連携を深める役割を果たし[7]、風穴あけるズ、ボニーボニーとともに劇場「楽屋A」のトップメンバーにもなった[8]。
2023年7月に行われた単独ライブ「グーチョキパーにおいて」の大阪公演エンディングにて東京進出を発表。これに伴い「楽屋A」を卒業、そして9月22日に行われた大阪ラストライブ「ヤングvsにぼしいわし全面戦争」を以て活動拠点を東京に移した。
芸風
ネタは主に漫才で、スローテンポなしゃべくり漫才。ネタ作り担当のいわしは、「『女性あるある』みたいなやつは自分たちがあるあるに感じている事と世間があるあるに感じている事がズレてるんで、ネタとしてもできないし、あまりそういうネタは好んで見ないので外してます」「『にぼしが言ったら面白いこと』というのを大前提に考えて」いると語っている[9]。
賞レース成績
M-1グランプリ
年度
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結果
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エントリーNo.
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会場
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日時
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2015年(第11回)
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1回戦敗退
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1707
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[広島] YMCA国際文化ホール
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9月26日(土)
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2016年(第12回)
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2回戦進出
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908
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[大阪] 大丸心斎橋劇場
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10月6日(木)
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2017年(第13回)
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3回戦進出
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1561
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[大阪] よしもと漫才劇場
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10月24日(火)
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2018年(第14回)
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2回戦進出
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2446
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[大阪] 大丸心斎橋劇場
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10月13日(土)
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2019年(第15回)
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準々決勝進出
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744
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[大阪] なんばグランド花月
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11月18日(月)
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2020年(第16回)
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926
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11月16日(月)
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2021年(第17回)
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16[注 1]
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[東京] ルミネtheよしもと
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11月17日(水)
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2022年(第18回)
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751
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11月16日(水)
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2023年(第19回)
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3回戦進出
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2384
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[東京] KANDA SQUARE HALL
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11月8日(水)
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女芸人No.1決定戦 THE W
年度
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結果
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会場
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備考
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2019年(第3回)
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決勝進出
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日本テレビ
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Aブロック1stステージ敗退
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2020年(第4回)
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2021年(第5回)
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準決勝進出
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ルミネtheよしもと
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2022年(第6回)
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決勝進出
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日本テレビ
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Cブロック1stステージ敗退
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出演
テレビ
ラジオ
著作
- 『そのうち孵化するって』(いわし)2022年5月刊(TRASHBOOKS)
脚注
注釈
- ^ 実際にはエントリーNo.1だったが、M-1事務局に「1番ですが、いいですか?」と確認され、「恥ずかしいから変えてください」と言い変更になった[10]。
出典
外部リンク