イオンタワーは、千葉県千葉市美浜区の幕張新都心にあるイオン株式会社の本社ビルである。
地上26階、地下1階、高さ112.55メートルの超高層建築物となっている。イオン本体の他に、イオンリテール等イオングループ企業の本社や労働組合も同ビル内に入居している。建物は、古代ギリシアの建築でよく見られる列柱をあしらっており、主管となる高層棟と別棟の低層棟(地上3階、地下1階)からなる[2]。
1989年(平成元年)にジャスコグループが「イオングループ」へ改称した後、1994年(平成6年)にイオンタワーが竣工した[3]。これを機に、東京本社(東京都千代田区神田錦町)や、都内数十か所に分散していた本部機能がイオンタワーへと集約されることになった[2]。
幕張新都心の開発にあたり、千葉県開発公社が行っていた上場企業の本社誘致にジャスコ(現・イオン)が応え、イオンタワーの用地は比較的安く購入することができた[4]。ただ、当初はバブル景気により建設費が高騰しており、実際に建設を発注したのは1992年(平成4年)のことであった[4]。
また2011年には、隣接する幕張東京海上ビルを買収し、イオンタワーアネックスと改称した[5][6]。こちらにはイオングループの卸売事業を手掛けるイオントップバリュ(旧・アイク)の本社やミニストップイオンタワーアネックス店などが入居する。
2013年3月22日にはイオンタワー内に「イオン歴史館」が開設された[7]。
階数は不明であるが、以下のグループ会社の本社もこのビルに入居している。
かつては、5階にイオンリテールのマックスバリュ事業本部が存在していたが、2010年2月21日にイオンリテール運営のマックスバリュのほとんどをイオンが新たに設立したMV北東北・MV南東北・MV関東・MV中京・MV北陸・MV長野へ事業譲渡したため、同日付で解散した。
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イオン株式会社
運営企業とブランドの名称が異なる場合は「ブランド名(企業名)」というように記した。グループ企業・事業分類については、グループ事業・主要企業紹介を元に記載している。
建築基準法第20条第1号に基づく60メートル以上、*は構造物(参考)