バイバイン(アリバタ)はブラーフミー文字を先祖に持つ文字。過去のフィリピンでタガログ語など様々な言語を表記するために使われていた。
文字体系としてはアブギダに属し、文章は左から右、上から下の順番で書いていく。バイバイン[1]には母音を表す母音字、子音字の母音を変化させる母音記号、子音+母音 a の音を表す子音字がある。
bi, be など、特定の子音に a 以外の母音が伴う音を表記したい場合、ba () を表す子音字に i, e を表す母音記号を付加し、ba の a の母音を i, e に変化させることで bi, be () の音を表すことが出来る。
子音のみの音を表記したい場合もそれと同じで、ba を表す子音字に母音打消し記号を付加させる事で、b () の音を表すことが出来る。
bia 等、“子音+二重母音”を表す場合は、ba に i と a の両方の母音記号を付加させるのではなく、ba に i の母音記号を付加し、その後ろに a の母音字を加える。()
Unicode 3.2 にて以下の文字が収録された。
文字の系図は原シナイ文字から派生した文字体系を参照
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