株式会社ホビージャパン(HobbyJAPAN CO., Ltd)は、出版及び模型・玩具・ゲームの開発・輸入・販売を行っている日本の企業。
1969年、ミニカー・ゲーム・ホビーグッズ等の販売・輸入を行なう株式会社ポストホビーを母体として設立。『月刊ホビージャパン』、『カードゲーマー』(『GAME JAPAN』の後継誌)、『アームズマガジン』等のホビー専門誌やホビー・ゲーム関連の書籍の発行、テーブルゲーム等の発売を行っている。ポストホビーは東京・神奈川に直営店舗を構えている。
1969年に社名と同一名称である『月刊ホビージャパン』を創刊。当初はミニカーの情報を扱い、後にプラモデルやフィギュアへ範囲を拡げ、『モデルアート』と並び、戦後を代表する模型雑誌となった。
ウォー・シミュレーションゲーム→テーブルトークRPG(以下TRPG[※ 2])→カードゲームの系統の雑誌として1982年、アメリカのボードゲームメーカーであるアバロン・ヒル社と日本語版の特約を結び、ウォー・シミュレーションゲームを販売、情報誌『タクテクス』を発刊した。ミリタリーブームが一時的に去るとTRPGに重点を移し、同時期にタクテクス別冊として『RPGマガジン』を創刊。しかし、家庭用ゲーム機とパソコンの普及と高性能化によりボードゲームは急速に衰退。『タクテクス』も短命に終わった。
『タクテクス』廃刊後は、後続誌としてロールプレイングゲーム情報誌『RPGマガジン』を発刊するが、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』の日本上陸に伴い(日本語版の発売元は同社)、徐々にトレーディングカードゲーム情報に重点を移す。そしてトレーディングカードゲームのブーム到来とともに『RPGマガジン』は休刊、後続誌としてトレーディングカードゲーム情報誌『ゲームぎゃざ』が創刊された。
しかし『ゲームぎゃざ』も、『タクテクス』『RPGマガジン』同様、トレーディングカードゲームのブーム後退と共に、ロールプレイングゲームを始めとするアナログゲーム情報や(簡易的に)デジタルゲーム情報を広く扱うようになり、2005年に誌名を『GAME JAPAN』と改め新装刊された。
なお、『マジック:ザ・ギャザリング』の日本語版に関しては同社が権利を有していたが、2004年にタカラ(現タカラトミー)に譲渡された。
さらに、『GAME JAPAN』も2011年9月号を以って休刊、『カードゲーマー』に引き継がれた。
休刊していた他社の雑誌『宇宙船』や『Gun』を自社の刊行物として復刊させた。
2019年、「五感で感じる歴史系エンタメ雑誌」と銘打つ『歴史探訪』を創刊[2]。
タクテクス付録ゲームとして、自社オリジナル作品の他にSPI社、3W社、Metagaming社の製品も日本語化されている。
詳細はタクテクスを参照のこと。
「ポストホビー」の現行店舗については、店舗情報を参照
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