佐野 岳(さの がく、1992年〈平成4年〉4月3日[3] - )は、日本の俳優、タレント。
愛知県[3]一宮市出身[1]。エヴァーグリーン・エンタテイメント所属。妻はタレントの沢口けいこ。
略歴
幼い頃から目立ちたがり屋で、芸能界志望であることを両親に打ち明けたところ、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストへの応募を勧められる[4]。愛知学院大学在学中の2011年11月、(第24回)同コンテストで1万3228人の応募の中からグランプリを受賞した[5][6][3]。
2012年から本格的な芸能活動をはじめ[4]、同年2月に舞台『SAKURA』で俳優デビュー[7]。その後テレビドラマやバラエティなどに出演する。「現役大学生」としてデビューしたが[4][8]、大学は後に中退している[7]。
2013年に『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』で映画初出演・初主演[3][9]。同年に平成仮面ライダーシリーズ『仮面ライダー鎧武/ガイム』の葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武役としてテレビドラマ初主演を務める[10][11]。
2014年に自身初となる写真集「GAKU」を発売[12]。2015年に日曜劇場『下町ロケット』の佃製作所の若き技術者・川本浩司役で出演し、注目を集めた[13]。
2016年に『「終わりのセラフ」The Musical』にてミュージカル初挑戦[14]。同年にネット配信番組『佐野岳のHOLLYWOODガク』でメインパーソナリティを担当。
2017年に日曜劇場『陸王』で長距離ランナー・毛塚直之役を演じる[15]。翌年の2018年にも、映画『ふたつの昨日と僕の未来』で再び長距離ランナーを演じた[15]。
2023年5月、7年間交際していたタレント・沢口けいこと結婚したことを発表した[16][17]。
人物
一宮市立今伊勢小学校[18]、愛知中学校・高等学校卒業[7]。愛知学院大学総合政策学部[8]中退[7]。保育園児の頃から高校生までサッカーを続け、中学生時代はクラブチームに所属していた[8]。クラブチーム時代に、サッカー日本代表の宮市亮らとともにサッカーの愛知県代表に選ばれた実績がある[7]。大学ではラクロス部に所属していた[5][8]。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト時から運動神経の良さをアピールしており[4][9]、『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』や『オールスター感謝祭』などの運動能力を競う企画に出演している。『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』(スポダン)では第1回(2012年11月放送)・第5回(2015年12月放送)・第6回(2016年10月放送)大会で総合優勝を果たし、競技の一つ「ショットガンタッチ」では、第7回大会において12m80cmに成功し自らのスポダンでの芸能人最高記録を更新した[10]。2015年10月3日放送の『オールスター感謝祭'15秋 チーム対抗サバイバル!クイズ王座決定戦!!』のイベント企画「赤坂5丁目ミニマラソン」では初優勝を果たした。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』では生身でのアクションも多くこなし、スーツアクターの高岩成二・アクション監督の石垣広文・JAE代表の金田治らは佐野の身体能力を高く評価しており、仮面ライダーシリーズの歴代主演俳優で最も身体能力が高いと称されている[22]。
明るい性格で[22]、誰とでも気さくに仲良くなることができる。少年漫画の主人公のようであるとも例えられる[22]。『鎧武/ガイム』でメインライターを務めた虚淵玄は、佐野が演じた葛葉紘汰について佐野の明るさから影響を受けたと述べている[22]。
出演
テレビドラマ
映画
舞台
テレビ番組
オリジナルビデオ
ネット配信ドラマ
ネット配信番組
CM
ゲーム
ミュージックビデオ
ラジオドラマ
モデル
玩具
- 仮面ライダー鎧武 DX極ロックシード(2014年6月、バンダイ) - 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武 役
- SGロックシード9アーマードライダーSP オレンジロックシード (2014年、バンダイ) - 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武 役
- プレミアムバンダイ限定 DX黒のリンゴロックシード(2016年、バンダイ) - 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武 役
- COMPLETE SELECTION MODIFICATION 戦極ドライバー(2021年3月、バンダイ) - 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武 役
- COMPLETE SELECTION MODIFICATION ロックシードユグドラシルセット(2022年2月、バンダイ) - 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武 役
その他
- 伊豆大島 観光PR イメージキャラクター(2015年)
- 第21回国見町義経まつり(2016年9月22日) - 源義経 役
ディスコグラフィ
作品
写真集
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク