八ツ役(やつやく)は青森市の地名である。郵便番号は030-0112。
地理
青森市郊外、青森平野の南部に位置する。小字には、芦谷・上林(かんばやし)・矢作(やはぎ)がある。住居表示整備事業による地名変更が行われた影響で、東部の字 矢作は飛び地になっている。
字矢作は、西・北・東が浜田、南が第二問屋町に接する。域内は幹線道路沿いが自動車の販売店などの事業所、その裏手には住宅等がある。
矢作以外の大字八ツ役は、北が大字浜田、東が第二問屋町・問屋町、南が牛館・上野、西が荒川に接する。域内は、やや南寄りの幹線道路沿いに商店や事業所、その南の集落沿いの道周辺には住宅に交じって住宅がある。それぞれの背後には農地が広がる。
河川
歴史
もともとは、隣の荒川村の枝村であった。地名の由来は谷地(やち。当地では湿地のこと)に開かれた役田であったからとも、江戸時代に藩の開拓役が8人居たからともいう。もともとは水田地帯であったが、地内の一部に卸売団地が造成され、次第に事業所がみられるようになってきた。
沿革
- 1889(明治22)年 - 東津軽郡荒川村の大字となる。
- 1955(昭和30)年 - 青森市の大字となる。
- 1972(昭和47)年 - 地内の一部が卸売団地(問屋町)となる。
- 1982(昭和57)年 - 住居表示整備事業により、地内の一部が問屋町となる。
- 1983(昭和58)年 - 地内に卸売団地(第二問屋町)が造成された。
- 2001(平成13)年6月2日 - 地内の一部が第二問屋町一丁目となる。
- 2001(平成13)年11月26日 - 地内の一部が問屋町二~四丁目となる。
世帯数と人口
2023年(令和5年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 |
世帯数 |
人口
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八ツ役字芦谷
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294世帯
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529人
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八ツ役字上林
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5世帯
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9人
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八ツ役字矢作
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22世帯
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39人
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合計
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321世帯
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573人
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小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
交通
鉄道
域内に鉄道はない。
道路
※ ほか、青森県道27号青森浪岡線の南側にその旧道がある。集落はこの旧道沿いに形成され、隣接する荒川とほとんど一帯をなしている。
バス
- 青森市営バス
- 荒川線東部営業所行き(C10) 八ツ役 - 朝1便のみの運行。
- 青森市市バス
- 高田線・青い森病院線 八ツ役・中八ツ役・上八ツ役 - 双方向それぞれ1便のみの運行。
施設
参考文献
- 角川日本地名大辞典 2 青森県(1985年 角川日本地名大辞典編纂委員会 編)八ツ役の項
脚注
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※地域区分(地区区分表・地区区分図で使用されているもの)ごとに表示する。 |
東地区 | |
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中心地区 | |
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南地区 | |
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西地区 | |
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東部地区 | |
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南東部地区 | |
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西部地区 | |
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南部地区 | |
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北部地区 | |
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浪岡地区 | |
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カテゴリ |