志染駅(しじみえき)は、兵庫県三木市志染町西自由が丘一丁目836にある、神戸電鉄粟生線の駅である[1]。駅番号はKB50。
粟生駅まで4両編成が乗り入れるようになってからこの駅で乗務員交代をするようになった。
緑が丘駅と並び、三木市のニュータウン地域の中心駅となっている。
歴史
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ、待避・交換可能な地平駅である[1]。
南側より1・2・3番線がありホーム有効長は1番線のみ5両他は4両、ただし5両編成の入線はできる。駅舎(改札口)は粟生寄りにあり、線路をはさんで南北に改札があるが、駅員は南寄りの駅舎にのみ配置されている。2番・3番ホームへは構内踏切で連絡している。なお、駅近くに踏切がないため、自動改札を通って自由に構内踏切を渡ることが可能である。このため無料の通行券を券売機により発行している。
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駅構内
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プラットホーム
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券売機
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自動改札機
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構内通行券
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駅舎北口
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ロータリー
のりば
- 付記事項
- 3線とも両方向の発車に対応している。入線については1番線のみ新開地方からしか進入できないが、2・3番線は両方向から進入可能である。
- 夜間停泊の運用が設定されている。鈴蘭台方の留置線に4両編成が2本、駅構内には1番線と2番線に4両編成が留置されていたが、2020年3月のダイヤ改正に伴う運用変更発生により、駅構内留置の2本が3両編成に変更された。
- 上り線の列車が発着するホームの入口の軒下には先発列車の種別と矢印(のりばの方向)が表示される簡易的な発車標が設置されている。
利用状況
1日あたりの乗車人員 1,551人(2021年)[2]
モータリゼーションやニュータウンの高齢化に加え、神姫バス[1]が自由が丘を縫うように走る三宮行きの路線を開設したため、乗車人数はピーク時(1992年)の約半分にまで減少している。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年次別1日平均乗車人員[2]
年次
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1日平均 乗車人員
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2002年(平成14年)
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2,896
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2003年(平成15年)
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2,685
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2004年(平成16年)
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2,473
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2005年(平成17年)
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2,332
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2006年(平成18年)
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2,247
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2007年(平成19年)
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2,178
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2008年(平成20年)
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2,145
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2009年(平成21年)
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2,066
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2010年(平成22年)
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1,975
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2011年(平成23年)
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1,934
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2012年(平成24年)
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1,954
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2013年(平成25年)
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1,964
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2014年(平成26年)
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1,959
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2015年(平成27年)
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1,863
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2016年(平成28年)
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1,833
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2017年(平成29年)
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1,833
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2018年(平成30年)
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1,784
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2019年(令和元年)
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1,836
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2020年(令和02年)
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1,566
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2021年(令和03年)
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1,551
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駅周辺
駅北側にロータリーがあるが、道路幅が狭く、路線バスは中型のみ乗り入れが可能である。大型は隣の恵比須駅前に乗り入れる。駅の主な利用者は、自由が丘とさつき台の住民である。
なお、当駅より木幡駅までは三木街道と並走している。
また、駅北側は整備されたニュータウンであるため、都市機能は充実している[1]。
- 主な公共施設
- 保育施設
- 自由ヶ丘認定こども園
- ひろの認定こども園
- 小規模保育所ひろの保育園
- 主な教育機関
- 郵便局・金融機関
- 主な医療機関
- 主な集客施設
この他、平行する道路沿いには、主にチェーンの飲食店が多数出店している。
- 都市公園、レジャー施設
- その他
バス路線
停留所名[7][8] |
運行事業者 |
路線名・系統・行先
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志染駅
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神姫ゾーンバス
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- 001系統:東自由が丘
- 015系統:青山5丁目
- 053系統:三木営業所
- 054系統:森林公園 / 青山5丁目
- 059系統・60系統:三木営業所 / 青山5丁目
- 073系統:青山5丁目
- 104系統:青山5丁目 / 北播磨総合医療センター
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50系統:三木営業所 / 健康福祉センター(よかたん)
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隣の駅
- 神戸電鉄
- ■粟生線
- ■準急・■普通
- 広野ゴルフ場前駅 (KB49) - 志染駅 (KB50) - 恵比須駅 (KB51)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
志染駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク