矢島 陽平(やじま ようへい、1990年6月16日 - )は、埼玉県加須市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。NPBでは育成選手であった。
経歴
巨人入団まで
小学4年生から野球を始める[2]。駿河台大学では東京新大学野球リーグでチームは2部、3部に在籍する状況で登板機会にも恵まれなかった。4年生の時に関西独立リーグ・神戸サンズのトライアウトを受験し、合格[2]。2012年の1シーズンプレーし、リリーフを中心に全64試合中39試合に登板した[3]。同年オフ、ベースボール・チャレンジ・リーグの福井ミラクルエレファンツからドラフト1位指名を受け、入団[2]。福井への入団は「NPBのスカウトの目に止まるようなポイントを作りたい」という理由であった[3]。2015年、出身地の埼玉県に新たに発足した武蔵ヒートベアーズから、分配ドラフトにおいて「地元枠移籍」で指名を受けて移籍した[4]。
2015年10月22日のドラフト会議で、読売ジャイアンツ(巨人)から育成7位で指名された[5]。
巨人時代
2016年は三軍では32試合に登板し、1勝1敗11セーブ、防御率1.53とストッパーの役目を果たしたが、二軍では6試合に登板し、勝敗なし、防御率7.88と通用しなかった。
2017年は二軍の試合には出場せず、三軍の試合も7試合にしか登板せず、0勝2敗0セーブ、防御率3.86と成績を落とした。10月28日、球団から戦力外通告を通知された。2017年10月31日、自由契約公示された[6]。
現役引退後
実家の農家(ナシ栽培)を継ぐことを決め、営業の勉強として2017年12月時点では派遣社員として勤務している[7]。
詳細情報
年度別投手成績
独立リーグでの投手成績
年
度 |
球
団 |
登
板 |
勝
利 |
敗
戦 |
セ 丨 ブ |
完
投 |
勝
率 |
投 球 回 |
打
者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 球 |
与 死 球 |
失
点 |
自 責 点 |
暴
投 |
ボ 丨 ク |
失
策 |
防 御 率 |
W H I P
|
2012
|
神戸
|
39 |
2 |
6 |
6 |
1 |
.250 |
378 |
79.1 |
96 |
1 |
35 |
35 |
9 |
61 |
45 |
9 |
0 |
0 |
5.11 |
1.66
|
2013
|
福井
|
30 |
2 |
2 |
1 |
0 |
.500 |
196 |
45.2 |
40 |
5 |
30 |
18 |
9 |
21 |
19 |
0 |
1 |
0 |
3.74 |
1.28
|
2014
|
22 |
2 |
2 |
0 |
0 |
.500 |
156 |
35.2 |
38 |
0 |
16 |
13 |
6 |
18 |
16 |
2 |
0 |
0 |
4.15 |
1.45
|
2015
|
武蔵
|
53 |
2 |
1 |
0 |
0 |
.667 |
216 |
54.1 |
39 |
2 |
44 |
16 |
0 |
10 |
7 |
1 |
0 |
1 |
1.16 |
1.02
|
関西:1年
|
39 |
2 |
6 |
6 |
1 |
.250 |
378 |
79.1 |
96 |
1 |
35 |
35 |
9 |
61 |
45 |
9 |
0 |
0 |
5.11 |
1.66
|
BCL:3年
|
105 |
6 |
5 |
1 |
0 |
.545 |
568 |
135.2 |
117 |
7 |
90 |
47 |
15 |
49 |
42 |
3 |
1 |
1 |
2.80 |
1.21
|
背番号
- 41 (2012年)
- 15 (2013年 - 2014年)
- 46 (2015年)
- 021 (2016年 - 2017年)
脚注
関連項目
外部リンク