Jリーグ アジアチャレンジ(J.League Asia Challenge)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)主催の国際プレシーズンマッチ。
概要
Jリーグのアジア戦略の一環として開催されるプレシーズンマッチであり、2017シーズンから3年間に渡り、Jリーグと提携しているリーグの国で開催される[1][2]。
全試合がパフォーム・グループの動画配信サービス「DAZN」で生配信される[3]。
2019年で一旦終了したが、2022年に再び実施されている。
2017年大会
「日・タイ修好130周年 2017Jリーグ アジアチャレンジinタイ インターリーグカップ」の名称で、タイリーグ社との共催によりタイ王国・ラジャマンガラ・スタジアムで開催される[1]。日本とタイとの修好130年記念として開催される[4]。
レギュレーション(2017年)
Jリーグクラブとタイリーグクラブ2チームずつが参加し、同一リーグのチーム同士が対戦しない「リーグ対抗戦形式」により行われる[1]。90分で決着がつかない場合は引き分けとし、参加チームの勝ち点合計の多いリーグを勝者とする。勝ち点が同じ場合は「得失点差」「総得点」を比較し、それでも優劣がつかない場合は両リーグ引き分けとする[4]。
各チームの試合エントリーは20名以内、試合中の交代人数は8名までとする[4]。これは同じくJリーグが主催するプレシーズンマッチ「JリーグDAZNニューイヤーカップ」と同じである。
参加クラブ(2017年)
日程・結果(2017年)
順
|
チーム |
試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点
|
1
|
Jリーグ
|
4 |
3 |
0 |
1 |
14 |
8 |
+6 |
9
|
2
|
タイ・リーグ
|
4 |
1 |
0 |
3 |
8 |
14 |
−6 |
3
|
最終更新は2017年1月26日の試合終了時
出典: 順位表
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
2018年大会
「日本インドネシア国交樹立60周年記念 2018Jリーグ アジアチャレンジ in インドネシア」として、インドネシアサッカー協会との共催、日本インドネシア国交樹立60周年記念事業運営委員会の特別協賛でインドネシア・ジャカルタのグロラ・ブン・カルノ・スタジアムで開催される[5]。
レギュレーション(2018年)
前回大会と異なり、日本・インドネシア両国から1チームずつが参加するワンゲームマッチで開催される。前後半各45分で、勝敗が決しない場合は延長戦を行わずPK戦(ABBA方式)で決着をつける。
試合エントリーは1チーム18名以内(外国籍選手は5名まで。ただし、試合への同時出場は3名までとし、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の選手1名を含む場合は4名までとする)で試合中の交代は7名まで可能。
参加クラブ(2018年)
日程・結果(2018年)
2019年大会
2018年12月16日、2019年大会が2017年大会と同じくタイリーグ社との共催により、タイ王国で開催されることが発表された[6]。今回は2017年大会と異なり、日本・タイ両国から2チームずつが参加し、それぞれワンゲームマッチを行う方式で開催される。
日本からは2018年シーズンにタイ代表であるFWティーラシン・MFチャナティップがそれぞれ所属したサンフレッチェ広島・北海道コンサドーレ札幌が参加する。
試合エントリーは1チーム23名以内、試合中の選手の交代は12名以内で行われる。90分で決着が付かない場合は即時にPK戦を実施する[7]。
参加クラブ(2019年)
日程・結果(2019年)
2022年大会
2022年8月29日、3年ぶりとなる2022年大会がタイリーグ社との共催により、タイ王国で開催されることが発表された[8]。タイ王国での開催は2大会連続4回目。今回は2022 FIFAワールドカップの関係でリーグが早期に終了した後の大会として開催される。
本大会は日本国内ではDAZNでの配信[9]に加えて、Jリーグ公式YouTubeチャンネルでの無料配信が行われる[10]。
参加クラブ(2022年)
日程・結果(2022年)
2023/24シーズン大会
明治安田生命保険の協賛、同社が出資するタイライフ・インシュランス(英語版)の協力により「タイライフ Jリーグアジアチャレンジ2023/24 powered by 明治安田」として開催[11]。3大会連続でタイリーグ社との共催により、タイ王国で開催される[12]。
参加クラブ(2023/24年)
日程・結果(2023/24年)
脚注
関連項目
外部リンク