KONAMI Arcade Championship(コナミアーケードチャンピオンシップ、以下KAC)は、コナミアミューズメントのオンラインアーケードゲーム「e-AMUSEMENT」対応作品のオフライン大会である。主催は2011年から2015年(5th)まではコナミデジタルエンタテインメント主催であったが、コナミグループ再編に伴い、2016年(6th)よりコナミアミューズメント主催となった。
コナミのアーケードゲームでは過去にBEMANIシリーズの全国規模のオフラインイベントとして「BEMANIトップランカー決定戦」を2度(2005年-2006年、2008年)行ってきたが、2011年にBEMANIシリーズ以外も含めた計12作品の合同イベントとして「KONAMI Arcade Championship 2011」を開催した。e-AMUSEMENTを展開している日本国外のアジア地区はKAC2011の対象外であり、別の大会として「KONAMI Arcade Championship Asia」を開催した。
以降は日本・アジア合同で2012年には14作品、2013年には21部門(エキシビション・日本国外限定大会含む)と規模を拡大して開催したが、第4回(2014年-2015年)は12作品中BEMANI以外は『麻雀格闘倶楽部 彩の華』のみと、BEMANIシリーズを中心としたスタイルとなった。その後は新作タイトルが対象ゲームにノミネートされることがある。
2020年度の第10回時点で、第1回から連続して開催タイトルに選ばれたタイトルは『beatmania IIDX』・『DanceDanceRevolution』・(『GuitarFreaksXG』・『DrumManiaXG』)→『GITADORA』・『jubeat』・『pop'n music』・『麻雀格闘倶楽部』の7タイトル(麻雀格闘倶楽部の9thは決勝ラウンド中止)である。
第2回までは全国のゲームセンターで決勝大会が行われ、優勝者が後日開催されるグランドフィナーレで表彰されるという形式をとっていたが、第3回はミッドタウンホール、第4回以降は第8回までは一部を除き幕張メッセで開催されるジャパンアミューズメントエキスポ(JAEPO)や闘会議(2016年の第5回KACのみ。第6回KAC以降はJAEPOと共同開催)の中で集中開催される形式をとっている。
参加資格は該当作品のデータのあるe-AMUSEMENT PASSを使用しているプレイヤー(コナミグループ従業員の参加は制限される場合があるほか、第9回では過去の大会で失格になったことのあるプレイヤーの参加が不可である旨が明記された)。決勝ラウンドへの参加は作品ごとにeAMUSEMENTサイト(旧称:e-AMUSEMENT GATE)でのエントリーが必要になる。決勝ラウンドは日程が重複していなければ複数作品への参加が可能。重複している場合は1作品を選択し、残りは辞退となる。なお、BEMANIシリーズのダブルプレー部門はダブルプレー譜面を2人でプレイする違反行為の確認ができないため、第5回までは開催されていなかったが、第6回大会では一部作品で初めて開催された(複数人プレイは禁止)。
エントリーは日本国内と海外で別々に行われ、海外と日本のプレイ成績は原則相互に反映されない。
前述の通り2011年は日本と海外で独立して行われた。
日付は全て2011年。
決勝ラウンドにはスペシャルゲストが登場する作品もある。
BEMANIシリーズ以外の作品は各作品の記事および外部リンク参照。
各作品に関する人物をスペシャルゲストに招いて2011年12月4日にミッドタウンホールで表彰式が行われた。プレイヤーの中から観覧希望者を募り、抽選で観覧資格が得られた。
アジア地区(韓国・台湾・シンガポール・マカオ・香港)でも「KONAMI Arcade Championship Asia」としてBEMANIシリーズ6作品(韓国では2作品)の大会が行われている。
太字は韓国でも開催される作品。
決勝ラウンドに進めるのは全地区で各8人。1次予選の課題曲はKAC2011(日本)と同一。
AOUアミューズメントエキスポ2012にてKONAMI Arcade Championshipの2012年度の開催が発表された。同エキスポでは、BEMANIシリーズのKAC2011優勝者とKAC Asia優勝者によるエキシビションプレイが行われた[4]。以下、本節の日付は全て2012年。
今回は日本とアジア地区で同一のスケジュールで開催される。
2013年9月14日にKAC2013の開催が発表された。以下、本節の日付は全て2013年。
前回まで各地のゲームセンターでも行われていた決勝ラウンドがクイズマジックアカデミー中国語版を除き全て六本木・ミッドタウンホール(オレカバトルのみコナミホール)で開催予定となっており、表彰式も同日に行われる。
括弧内は決勝ラウンド開催日。
エキシビションのミライダガッキを除く。
2014年12月17日に開催が発表。年またぎの開催となったため正式名称から年号が外れ、「The 4th KONAMI Arcade Championship」となった。 BEMANIシリーズ各機種決勝ラウンドはJAEPO(幕張メッセ)のコナミブースのイベントとしての開催となる(麻雀格闘倶楽部は別日程で、決勝ラウンドは各地のゲームセンターで開催される)。
「The 5th KONAMI Arcade Championship」として2016年に開催する。決勝ラウンドは作品により、「JAEPO 2016」での開催と、「闘会議GP」での開催とに分かれる(会場はどちらも幕張メッセ)。また麻雀格闘倶楽部はスマホアプリ版「Sp」との、beatmania IIDXはPC(e-AMUSEMENT CLOUD)版「INFINITAS」との共同開催となる。
「The 6th KONAMI Arcade Championship」として2017年に開催する。決勝ラウンドは全作品「JAEPO 2017」(幕張メッセ)での開催(以降2019年まで決勝大会は全作品JAEPOで開催)。また麻雀格闘倶楽部は前年に引き続きスマホアプリ版『Sp』との共同開催となる。
2017年10月18日に「The 7th KONAMI Arcade Championship」の開催が発表された。
大会スケジュールは次項参照。
2018年10月24日に「The 8th KONAMI Arcade Championship」の開催が発表され、11月15日よりエントリーを開始した。
表中11月・12月は2018年、1月は2019年。エリア大会の日程は東日本が2019年1月12日、西日本が2019年1月14日(海外枠はエリア予選を行わず予選成績で決勝進出者を決める)。
団体部門ː☆ゴリあーにゃ★
女子の部ː8322
リサイタル部門ːyukitani
三人打ちːあかやさい
開催作品は前年度と同じ。以下特記なき場合11月・12月は2019年、それ以外は2020年。エリア大会の日程は土曜日の場合、東日本(KONAMI内イベントスペース)が2020年1月18日、西日本(大阪サンライズビル ホールB)が2020年1月25日(エルドラクラウン 紅蓮の覇者は東日本が1月25日にラウンドワン南砂店、西日本が2月1日にラウンドワンスタジアム千日前店)。日曜日の場合、東日本が2020年1月19日、西日本が2020年1月26日(海外枠はエリア予選を行わず予選成績で決勝進出者を決める)。決勝会場は2月8日開催の作品はJAEPOでの開催。そのほかの日程で開催される作品はesports 銀座 studioとなっている。
BEMANIシリーズ各作品は予定通りのスケジュールで開催されたが、BEMANIシリーズ以外の決勝ラウンド(当初の開催予定日:2月22日-2月24日)については、新型コロナウイルス感染症の影響により、2月18日に開催延期が発表され、2021年3月13日・3月14日に10thと同日開催(『ボンバーガール』のみ10thの予選を行わず、9thの決勝ラウンド進出者で10thの決勝ラウンド開催)の予定だったが、2021年1月に一部都府県で発令された緊急事態宣言が2021年3月7日まで延期されたため、開催困難と判断され中止になった。[26]。
団体部門:☆ゴリあーにゃ★
女子の部:8322
リサイタル部門:yukitani
KAC公式TwitterにてThe 10th KACの開催が発表された([1])。延期となっている9th KACの非BEMANIシリーズ 作品の決勝ラウンドについても同日開催予定だったが中止となった(先述)。また今大会は日本国内在住のプレイヤーに参加資格が限られている。
開催作品は3年連続変化なし。以下特記なき場合12月は2020年、それ以外は2021年。決勝ラウンドは3月6・7・13・14日にesports 銀座 studioで無観客で開催予定だったが、2021年1月の緊急事態宣言延期により開催延期。女性部門が開催されているタイトルにおいて、フリー部門は性別不問(女性がフリー部門に参加してもよいが、両方参加はできない)。日程の太字はスケジュール変更後に追加された開催期間。
→12月28日-4月20日
12月23日-4月20日
12月24日-4月20日
KONAMI Arcade Championship (@konami_kac) - X(旧Twitter)