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バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社Viacom Networks Japan K.K.
種類
株式会社 本社所在地
105-6006東京都 港区 虎ノ門 4-3-1 城山トラストタワー6階 設立
1992年 4月20日 業種
情報・通信業 代表者
代表取締役社長 キャサリン・パーク 関係する人物
井股進(元代表取締役社長)堂山昌司 (元会長兼CEO) 柄澤哲夫(元ミュージックチャンネル社長、後のゴンゾ 社長) 外部リンク
https://www.mtvjapan.com/ 特記事項:設立時の社名はミュージックチャンネル株式会社。 1999年1月、チャンネル名を「Vibe」に変更。 2001年1月、社名をエム・ティー・ヴィー・ジャパン株式会社に変更。チャンネル名も「MTV」に変更。 2011年1月、社名をMTV Networks Japan株式会社に変更。 2014年12月、社名をバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社に変更し、現在地に移転。 テンプレートを表示
MTV Japan (MTVジャパン)は、音楽専門チャンネル 「MTV 」の日本 版。アメリカ合衆国 (米国。以下、米と表記)パラマウント・インターナショナル・ネットワークス(パラマウント・グローバル 傘下)の子会社 で衛星一般放送事業者 のバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社が運営している。
概要
キャッチコピーは「Music&More」。ケーブルテレビ 、スカパー!プレミアムサービス 、スカパー!(旧・スカパー!e2) などで視聴可能である。
パワー・チャンネル
1990年 に、日本ケーブルテレビジョン と日本番組供給株式会社の共同出資により、「パワー・チャンネル」としてケーブルテレビ向けのスカイポート 通信用に配信を開始。開始当初は、平日は音楽番組、週末は東京六大学野球連盟 の実況中継など、スポーツ中継を中心とした編成を行っていた。しかし、後述のMTVへのリニューアルに伴い、スポーツコンテンツは1992年 9月 までに終了、毎日放送 系のスペース・ビジョン・ネットワーク (現:GAORA)に配給先を変更する。
MTV→Vibe
1992年 10月、ミュージックチャンネル株式会社[注 1] (パイオニア 、TDK 等出資)が米バイアコム 社とのライセンス契約により、CSアナログ放送のスカイポート TVで「MTV 」として放送開始(1992年12月有料放送開始)。全時間Bモードステレオ放送 。1994年 まではJ-POP はかからず洋楽専門であった。1996年 にはパーフェクTV!(後のスカパー!プレミアムサービス )、1997年 にはディレクTV でも放送を開始した。当時は、マーク・パンサー や鮎貝健 、ジョージ・ウィリアムズ 、Chocolat などがVJ を務めていた。
1998年 、ミュージックチャンネルはバイアコム社とのライセンス契約を解除(高額なライセンス料がネックだったといわれる)。1999年 1月1日よりチャンネル名を「Vibe 」(ヴァイブ)に変更、これまでの洋楽中心の選曲から邦楽重視に路線変更した。しかし、「MTV」というブランドを失ったことにより、老舗のスペースシャワーTV やSME 系のViewsic(現在のエムオン! )にCATV局の契約獲得で劣勢を強いられ業績が伸び悩み、2000年 、投資会社であるH&Qアジア・パシフィックに売却した。当時のVJはMTV時代からの鮎貝健やジョージ・ウィリアムズ、Vibeになってから加入したSascha (サッシャ)など。
MTVジャパン
ミュージックチャンネルとの契約解除後、MTV日本再上陸の動きがあり、2000年 3月、CSK ・セガ などによるエムティービーブロードキャスティングジャパン株式会社がスカイパーフェクTV!(後のスカパー!プレミアムサービス )で委託放送事業者 の認定を受けるが、開局には至らなかった(その後、エムブロス株式会社に社名変更、同年10月7日に、ディレクTVで放送されていた「M-BROS.」(エム・ブロス)をスカイパーフェクTV!で開局するが、2002年 4月30日をもって放送終了した)。
そのため、バイアコム社は再びミュージックチャンネルと組むことになり、傘下のMTVネットワークスが資本参加する形で2001年 1月1日、「MTVジャパン 」が開局した(ちなみに、開局1曲目はbird の「マインドトラベル」)。同時に社名も「エム・ティー・ヴィー・ジャパン株式会社」に変更している。開局を前にして、旧MTV・Vibe時代からのVJはほとんどが2000年11月頃に降板している。
なお、Vibeのインターネット事業は2000年4月に「ミュージック・オンライン株式会社」(2003年 5月、「株式会社VIBE」に社名変更)に分社化されており、2005年 、バンダイネットワークス(バンダイナムコグループ )の傘下となっている。
この当時のMTVジャパンは邦楽中心に構成されたものであるため、かつて海外アーティスト達のPV中心だったMTVに親しんでいた層からの評判は必ずしも良いとは言えず、MTVジャパン社長兼CEOの笹本裕 も、当時、自身の経営について、「昔存在していた日本におけるMTVと現在のMTVの相違は 事業的にも市場の変化としても仕方がないものの固定概念を持った人たちといかにうまくお付き合いしつつ新たなマーケットをつくっていく必要があるかという点でも困難であります。」とコメントしているが[1] 、経営的には成功を収め、視聴者数は2006年 3月に600万人を突破。音楽専門チャンネルでは最大手のスペースシャワーTVに次ぐ規模を誇る。
2006年 8月、MTVネットワークスによりMTVジャパンを完全子会社化。それに先立ち、2006年1月には委託放送事業者から電気通信役務利用放送事業者 に変更するとともに、MTVネットワークスの子会社・MTV Networks Japan株式会社(現:バイアコム・ネットワークス・ジャパン合同会社 )が運営するニコロデオン (日本でのチャンネル名は「ニコロデオン/アニメ・子どもTV」)の電気通信役務利用放送事業者となった(ニコロデオンは2009年9月放送終了。2018年1月より放送再開)。
2007年 12月1日 、この日開局したTwellV に番組供給を開始。
2009年 1月1日付で、当社を存続会社として、エム・ティー・ヴィー・グループ・ジャパン株式会社(合併前は当社の株式80%を保有する親会社であった)、エム・ティー・ヴィー・アイ・グループ・ジャパン株式会社、Viacom Acquisition株式会社の3社を合併した。
2009年10月1日、スカパー!HDおよびひかりTV でハイビジョン放送(チャンネル名は「MTV HD 」)を開始。
2010年 9月1日、2001年2月から2008年12月まで当社会長を務めた沼倉重夫が社長として復帰(復帰当初は韓国語専門チャンネルを運営するKNTV 社長を兼務)。
2011年 1月1日、社名をMTV Networks Japan株式会社に変更。
2012年 2月10日、総務省から東経110度CS放送の衛星基幹放送業務の認定が適当と認められ[2] 、スカパー! にて2012年12月1日よりハイビジョン放送と字幕放送 を開始し、チャンネル名称を「MTV HD 」に変更(衛星基幹放送事業者は、テレビ朝日 系のシーエス・ワンテン )。
2014年5月31日、スカパー!プレミアムサービスにて、標準画質放送を終了。
2014年 12月1日、社名をバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社に変更し、現在地に移転[注 2] 。
2016年 12月1日、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者がスカパー・ブロードキャスティング からスカパー・エンターテイメント に変更。
2021年 4月、MTV Japanの公式ウェブサイトで使用された2代目バイアコム のロゴは、サイトリニューアルに伴い廃止[注 3] 。
ロゴマーク
初代ロゴ 1990年4月1日 - 不明
2代目ロゴ 不明 - 2011年
3代目ロゴ 2011年 - 不明、「MUSIC TELEVISION」の文字を省いだもののロゴ。
4代目ロゴ 不明 - 現在
番組
MTV Japanの番組は原則すべて収録(録画)放送であり、生放送番組は2001年 の再開局以降存在しなかったが、2007年5月26日開催のVMAJ2007は生放送を実施した。
MTVジャパンやアメリカMTV制作の番組みならず、VH1 やBET 、アメリカ以外のMTVの番組など、世界中のMTV Networksで制作された番組も放送している。
音楽関連
MTV洋楽EXPRESS
MTV WORLD STAGE
MTV81
M size(放送終了)
MTV TOP Choice
Top Choice アンコール
Int'l Choice
MTV Headbangers Ball - ヘヴィメタル 専門の番組
MTV SCREEN
MTV Japan Chart Top30
MTV On-Air Chart Top30(放送終了)
MTV Music Download Chart Top10 - 音楽配信サービスのランキングをもとにしたミュージックビデオのランキング(放送終了)
MTV U.S TOP20
Wake Up! MTV
MTV World Chart Express
MTV ADVANCE WARNING(放送終了)
MTV Comp.
MTVロックス(放送終了)
MTV屋台(放送終了)
AFTER HOURS
MTV Sunrise Tune
MTV Morning Tune
MTV Afternoon Tune
MTV Sunset Tune
Rock On MTV
MTV Check The Rhyme
MTV Urban Mellow
MTV amp
クラシックMTV
MTVオビザラス
MTV×DAM WANNASING KARAOKEE CHART TOP40 (放送終了)
MTV KARAOKEE CHART TOP50
その他
現在のVJ
過去のVJ
MTV Japan開始以前
MTV(朝日放送)
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1984年 10月から1988年 4月にかけて、朝日放送テレビ (ABCテレビ)がMTVのミュージック・ビデオ (PV)番組を再編集し、独自の司会を加えた番組『MTV: Music Television (MTVミュージックテレビジョン)』を放送していた。初代キャスターは渡辺実 [3] 。
当初は土日深夜の放送で、土曜日はテレビ朝日 及び朝日放送のみ、日曜日はテレビ朝日系列 全国ネットとして放送された。日曜日の全国ネット枠は当初、キャスターが出演せず、CM以外はビデオクリップのみで構成されていたが、途中(1986年春頃)から番組構成を変更し『MTV TOP20 VIDEO COUNTDOWN』[注 4] が放送された(1986年9月まで)。
日本においては、この朝日放送版が強烈な印象を残しており、いまだに『MTV』といえばこの頃の放送を指す場合が多い。現在、世界的には『MTV』=バラエティチャンネルという状態でありPVとはほとんど関係が無いが、日本での放送に限ってはPVの割合が著しく多く、かつ各国でローカライズを積極的に行う『MTV』が、日本でのみ例外的に英米の曲を多く流すのはこの番組の路線が影響しているとされる(『MTV』の重要な節目であった90年代に、日本が『MTV』と良好な関係を築けなかったことが大きく影響している)。その後のビデオクリップ番組にも大きな影響を与えた。
朝日放送版では毎週、アメリカで放送された素材8時間分を即座に輸入し、スタッフがそのすべてをチェックして2時間に編集していた。「ビデオクリップ」という言葉は、この番組で最初に使われた。
数々のタイアップイベントが行われ、視聴者が希望するコンサートにリムジンで招待され、VIP席で鑑賞しその後アーティストに会えるという「one night stand」というコーナー企画が好評を博した。
2時間枠特番での最高視聴率は10パーセント近くあった。
開始当初はソニー の一社提供 で、この番組のみで放送された5秒CMは当時話題となったほか、通常タイプ(15秒や30秒)のCMでも一部にこの番組が初お披露目というものがあった。なおソニーは番組中期にスポンサーを降板、その後はヤマハ に変更され、提供時間枠も段階的に減り(1社提供→相乗り提供)、日曜の全国ネット枠末期ではヤマハも提供を降板し、地域によってスポンサーがつく局とつかない局に分かれた。
『MTV: Music Television』としては1986年9月で終了。後身番組として島田紳助 司会の、トークの合間にミュージック・ビデオを流す番組『紳助のMTVクラブ 』が同年秋に開始(ここから番組は1時間枠に縮小)。そして朝日放送とMTVとの提携解消により、1988年4月には番組名を『CLUB紳助 』に改め、1996年 まで続く長寿番組となる。
スタッフ
MTV(TBSテレビ)
1988年 7月よりTBS で『MTVジャパン』の放送を開始[注 8] 。当初は朝日放送同様、米MTVの番組の編集版であったが、後に日本のVJがPVを紹介する形に改められた。
その他の制作番組
テレビ朝日 は、1986年1月1日午前1:00 - 4:54に、関係の深いCNN と共同制作した「CNN・MTVゆく年きた年」を放送した。この番組は2部制になっており、MTVが絡んだのは後半の2部のみである。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
放送持株会社 テレビ 放送ラジオ 放送衛星放送 ネット配信 番組制作 事業技術 ・美術 事業コンテンツ 事業音楽出版 事業小売 事業その他事業 関連施設 送信所 賞・イベント 人物 マスコット 海外提携局 歴史・事件 関連項目
1 朝日放送テレビが旧JNN系列局、朝日放送ラジオは現在もJRN系列局であるため、相互に株式の持ち合い関係にある。2 2001年末から2011年12月まで同社が筆頭株主としてプロ野球球団を運営(横浜ベイスターズとして)。3 1968年の一時期、TBSプロレスに改称。4 旧称・TBSカンガルー募金5 旧称・TBSカンガルー災害募金 カテゴリ
地上波 28局BSデジタル CSチャンネル 1 旧加盟局 関連新聞・スポーツ新聞社9 関連項目
脚注
1 加盟局が運営・出資する衛星放送 (CSチャンネル)2 旧TBSは2009年に現TBSに放送免許を譲渡。3 旧CBCは2014年に現CBCに放送免許を譲渡。4 OTV大阪テレビ放送は後にABCに吸収。OTV閉局当時はJNNが未発足であったが便宜的に記述。5 旧RKBは2016年に現RKBに放送免許を譲渡。6 旧MBSは2017年に現MBSに放送免許を譲渡。7 旧RSKは2019年に現RSKに放送免許を譲渡。8 旧BSNは2023年に現BSNに放送免許を譲渡。9 母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。10 JNN系列局はないが、友好関係がある新聞社(過去に系列局を置く計画があったが、断念した)。11 TBSラジオ などが加盟するラジオネットワーク。12 旧称・TBSカンガルー災害募金。
地上波 フルネット局 24局地上波 クロスネット局 2局 BSデジタル CSチャンネル 3 旧加盟局 国内支局 関連新聞・スポーツ新聞社8 関連項目
脚注
1 ANNでは報道部門のみの参加。NNN フルネット局(NNNのニュース番組は全て同時ネットしているため)。2 NNN、FNN /FNS とのクロスネット局。ANNでは報道部門のみの参加。3 加盟局が運営・出資する衛星放送 (CSチャンネル)4 旧EXは2014年に現EXに放送免許を譲渡。5 旧ABCは2018年に現ABCに放送免許を譲渡。6 一般番組供給部門のみの参加。7 旧KBCは2023年に現KBCに放送免許を譲渡。8 母体新聞社及び加盟局と友好関係のある新聞社。