上田 仁(うえだ じん、1991年12月10日 - )は日本の卓球選手である。京都府舞鶴市[1]出身。身長171cm。体重70kg。ITTF世界ランキング最高位男子ダブルス3位。段級位は6段。TリーグはT.T彩たま所属。2018ワールドカップ男子団体初の銀メダリスト。アジアジュニア男子団体日本初の金メダルに貢献。ジャパントップ12男子シングルス優勝。2018ワールドカップでは歴史に残る試合を繰り広げ男子団体初の銀メダルに大いに貢献した。
概歴
4きょうだいの末っ子。父は水泳選手。聴覚に障害があった次男・上田大輔、長女・上田萌がコミュニケーションの一環で卓球をやってた影響で3歳で自身も卓球を始める。その後長女の萌はデフリンピックで金メダルを獲得している[1]。
中学時代にトップクラスとして活躍していた松平健太に接戦になったことで、青森山田中学高等学校の監督の目に留まり、同校に入学し頭角を表す[1]。
全日本社会人卓球選手権3連覇を成し遂げた。
またダブルスの名手でもあり、丹羽孝希・吉村真晴・大島祐哉・𠮷田雅己などペアが変わっても結果を出せる器用な選手。
プレースタイルは一発で撃ち抜くボールが多い男子の中で、ピッチの速さや台上の小技を武器に試合を進める。
特にチキータレシーブのバリエーションと、カウンタードライブのうまさは国内でもトップクラスである。
妻の充恵(旧姓:加藤)も元卓球選手で上田とは同じ大学ではなく、早稲田大学卒業。
2019年12月時点で医師の診断により休養状態[2]で国内外の試合には出場していない。長期間の休養状態だった理由についてオーバートレーニング症候群であったことを告白している[3]。
2021年1月の全日本卓球選手権大会に出場した。
同年の全日本社会人卓球選手権では同大会4回目となる男子シングルス優勝を果たした[4]。
戦績
国内大会
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2012年
- 2014年
- 2015年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2021年
海外大会
- 2007年
- 2009年
- ITTF ジュニアサーキットファイナル シングルス 優勝
- 2013年
- 2016年
- 2017年
- ITTF チャレンジ・タイオープン シングルス・ダブルス 優勝
- ITTF 中国オープン ダブルス 優勝
- ITTF プラチナ・オーストラリアオープン ダブルス 3位
- ITTF ブルガリアオープン ダブルス 優勝
- ITTF チェコオープン ダブルス 準優勝
- ITTF プラチナ・オーストリアオープン ダブルス 優勝
- ITTFプロツアーグランドファイナル 男子ダブルス 3位(吉村真晴ペア)
- 2018年
Tリーグの成績
シーズン |
所属チーム |
背番号 |
シングルス(VM を含む) |
ダブルス |
VM(ビクトリーマッチ)
|
マッチ出場数 |
勝利数 |
敗戦数 |
マッチ出場数 |
勝利数 |
敗戦数 |
VM 出場数 |
VM勝利数 |
VM敗戦数
|
2018-19 |
岡山リベッツ |
15 |
12 |
6 |
6 |
18 |
15 |
3 |
1 |
1 |
0
|
2019-20 |
15 |
4 |
1 |
3 |
5 |
2 |
3 |
2 |
0 |
2
|
2020-21 |
15 |
8 |
3 |
5 |
14 |
7 |
7 |
1 |
0 |
1
|
- 2018-19シーズン
テレビ番組
脚注
外部リンク
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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