光浦 靖子(みつうら やすこ、1971年〈昭和46年〉5月20日 - )は、日本のお笑いタレント。愛知県出身。
お笑いコンビ・オアシズのボケ担当。相方は同郷の大久保佳代子。プロダクション人力舎所属。2023年現在は、カナダ語学留学に伴い芸能活動を休止中。
人物・来歴
愛知県渥美郡田原町(現・田原市)出身。田原町立田原中部小学校[1]、田原町立田原中学校卒業。渥美半島元気大使を大久保佳代子とともに務めている。
兄と妹がいる(2児の母)。『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)のグルメチキンレース・ゴチになります!に姉妹と共に出演。
1987年、愛知県立成章高等学校に入学。愛知県では管理教育は下火になりつつあったが、在学当時の同校は依然として統制主義的な教育を行っていた。雑誌の対談で光浦は「修学旅行も文化祭もなくなって、とにかく受験勉強をさせようとするんです。でも先生に受験のノウハウがないから、ただ教科書を読んでいるだけ」と回顧している[2]。教師に勧められるままに東京外国語大学外国語学部(現・言語文化学部)インドネシア語学科を受験し[3]、1990年4月、同大学に入学。1998年3月、卒業。
1990年、小中高同じ学校に通った大久保と早稲田大学のお笑いサークル「早稲田寄席演芸研究会」でコンビ「オアシズ」を結成し、1992年メジャーデビューを果たす。以降、毒舌系キャラとして地位を確立。「めちゃイケ」では、大のプロレスファンだった事から始まった企画『めちゃ日本女子プロレス』の選手として出場し、光浦の代名詞にもなった。
2005年に日本テレビ系列の『プリティガレッジ』内のコーナー「資格家の人々」にて、なまはげ伝道士の資格を取得。
2007年7月20日に脳動脈瘤の処置を行うため、入院。瘤(こぶ)は頭部表面の血管で発見され、緊急的なものではなく予防的な手術だった。8月23日、文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』にて復帰。
視力は0.1以下。コンタクトレンズは痛いからつけないとのこと。プライベートでは「メガネを取ると変装になる」との理由から、コンタクトレンズを使うこともある[4]。過去にはコンタクトレンズメーカーのキャンペーンに起用された際にメガネをかけない姿を披露している[5]。
「メガネが似合う女性ランキング」(オリコン調べ)2006年7月、2007年1月の調査において2回連続の総合2位となった。そのほか、第19回日本メガネベストドレッサー賞(2006年)でも、芸能界部門で受賞している。また同年代(30代・40代)からは「メガネが似合う女性タレント」で第1位になっている。
手芸を趣味とし、手作りキットを発売したり、サークル「ブッス!手芸部」を立ち上げ、イベントを開催している。「ブッス!…」でTwitterアカウントを開設しており、事実上、光浦の公式Twitterとしても使われていた。但し、2024年6月の地点でアカウントは削除されている。
2020年12月15日に発売された『ハンディ版オールカラー よくわかる俳句歳時記』(ナツメ社)に、光浦と村上健志(フルーツポンチ)、的場浩司が『プレバト!!』で詠んだ句が掲載された[6]。
2021年7月からカナダ・バンクーバーに留学[7][8]。料理学校に通いながら、料理と語学を学んでいる[9]。タレント活動は基本的に休止状態となるが、稀に大竹まこと ゴールデンラジオ!にリモート出演をしたり、帰国時にテレビやラジオ等に出演を行っている。
出演番組
コンビでの出演はこちらを参照。
現在
過去
- 2006年4月からは上級生編「わかる国語 読み書きのツボ 5・6年」にも引き続き出演している。
テレビドラマ
テレビアニメ
配信ドラマ
ウェブテレビ
映画
CM
舞台
著書
- み・つ・う・ら―恥をかいても凹んでたまるか!
- すっぱだかで反省文。
- ミツウラの鳴らない電話
- 不細工な友情
- 傷なめクラブ
- 世界で一番乙女な生きもの
- 男子がもらって困るブローチ集
- 子供がもらって、そうでもないブローチ集
- お前より私のほうが繊細だぞ!
- ハタからみると、凪日記
- 50歳になりまして
連載
- TV Bros.『傷なめクラブ 脈アリ〜脈ナシ〜』
- 中1チャレンジスタイル『メガネでいいもんね!』
- mini『光浦靖子の働く!女芸人』
- シティリビング東京版『オフィスライフ指南』
脚注
注釈
出典
外部リンク
- インタビュー