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唐田 えりか(からた えりか、1997年〈平成9年〉9月19日 - )は、日本の女優、ファッションモデル。韓国でも活動している。フラーム(日本)及びBHエンターテインメント(韓国)所属。
略歴
生い立ち
1997年9月19日千葉県君津市出身[1][2]。田んぼが広がるのどかな風景に囲まれた地域で幼少期を過ごす[3]。4歳と2歳年上の2人の姉の影響を受けて幼い頃からファッション雑誌を読み、密かにモデルへの憧れを抱いていた[3][4][5]。身長は小学生の頃から高く、当時やっていたバスケットボールなどで生かした[3]。
芸能活動
2014年春、千葉県内の女子高校在学中にアルバイトをしていたマザー牧場でたまたま家族サービスで牧場に来ていた今の事務所のマネージャーによってスカウトされ、フラームに所属[4][6][7]。高校に通いつつボイストレーニングや演技のレッスンを重ね、同年9月に韓国のアイドルグループ少女時代の「DIVINE(Story ver.)」のミュージックビデオに出演して芸能活動を開始した[8]。
2015年4月に事務所の先輩である有村架純の主演映画『映画 ビリギャル』の完成披露試写会に訪れた際、有村のマネージャーにより「唐田ちゃん、TMK(透明感)がすごいです!」とツイッター上で紹介されて[9]話題を呼んだ[10]。『サンケイスポーツ』の2015年5月4日付の記事「気になるあの娘GWコレクション」で紹介された[6][注 1]。
2015年7月にフジテレビ系の月9ドラマ『恋仲』第1話へゲスト出演して、女優としてデビュー。7月14日に公式サイトを開設[12]。同年9月には、芸能活動はほとんど未経験ながら、芸能事務所各社の期待の新人20〜30人が集まったオーディションを勝ち抜いてソニー損害保険のイメージキャラクターに抜擢され、CM初出演を果たした[13][14][15]。
高校卒業後の2016年4月より芸能活動に専念[16]、同年5月に上京してワークショップにて演技のレッスンを受けつつ[17]女優とモデルの両立を目指し[18]、2016年7月より放送のテレビ東京『こえ恋』に主要キャストで出演、連続ドラマに本格的にデビューした[19]。2016年8月10日・17日放送の『ヒルナンデス!』の企画「夏の大挑戦!富士山にもう一度登りたい」にてつるの剛士、マイケル富岡とともに富士登山に挑み、初めての本格的な登山ながら悪天候の中登頂に成功した[20]。2017年12月発売のファッション雑誌『MORE』(集英社)2018年2月号より同誌専属モデルに起用された[21]。
もとよりモデル志望で演技に自信が持てず、オーディションに落ち続けて「もうこの仕事辞めたい」と事務所に伝えた直後に受けた2018年公開の映画『寝ても覚めても』のオーディションで、ヒロイン・朝子役に抜擢された[22][23][24]。同作は第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され[25][26]、唐田本人も映画祭に参加[27]。5月14日に公式上映が行われた[28]。第66回サンセバスチャン国際映画祭で上映されたほか、第43回トロント国際映画祭「Contemporary World Cinema部門」、第56回ニューヨーク映画祭「Main Slate部門」に正式出品[29]。唐田は同作の演技により第42回山路ふみ子映画賞で新人女優賞[30]、第40回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞[31]を受賞。それまでの苦手意識を克服し、「できないから辞めたい」から「できないから知りたい」へと前向きに演技に臨めるようになった、女優として転機となる作品となった[23][24][32]。
一方で、2017年には韓国の芸能事務所BHエンターテインメントと専属契約を結び、LGエレクトロニクスのスマートフォン「V30」のCMに出演して韓国での芸能活動を開始[33]。同年11月にはBrown Eyed Soulナオルの新曲「Emptiness In Memory」のミュージックビデオに出演[34]。
2020年1月、後述の不倫スキャンダルの影響で、レギュラーとして出演していたTBS『病室で念仏を唱えないでください』について、第2話以降が降板となり[35][36]、テレビ東京では、オムニバス連続ドラマ『100文字アイデアをドラマにした!』の唐田の主演で2月3日・10日に放送予定だった第5・6話が、別番組に差し替えられた[37][38](一方でNHK BSプレミアムでは脇役を務めた『金魚姫』は予定通り3月29日に放送された)。さらに、専属モデルを務めていた雑誌『MORE』では[39]、1月28日発売の号が最後の出演となった[40]。
2020年12月19日発売のカメラ・写真の専門雑誌『日本カメラ』2021年1月号誌上で「mirror」という連載を開始した[41]が、同誌が2021年4月20日発売の同年5月号で休刊したことに伴い連載は終了している[42]。
2021年9月、ファッションショー「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/S」(東京コレクション)で発表される短編映画『something in the air』に主演し、1年半ぶりに女優業再開[43]。
2022年11月26日公開の『の方へ、流れる』で3年ぶりに映画主演[44]。初日舞台あいさつは女優業を休業して以来初の公の場への登場となった[44]。
2023年6月24日に都内で行われたオムニバス映画『無情の世界』の舞台挨拶に唐田が登壇した[45]。
2024年から韓国での芸能活動にも力を入れ、日本と韓国の2拠点生活を送る意向を示した[46]。
人物
人柄
血液型A型[47]。身長167cm[注 2][47]。愛称はからたん[21]。憧れる女優は、榮倉奈々、二階堂ふみ[6]、広末涼子[48]。松本穂香とは初めて会った時に意気投合した[49]。高良健吾のファン[50]。
好きな言葉は「やれなかった、やらなかった、どっちかな」(相田みつを)[51]。「声フェチ」を自称する[52]。
趣味・嗜好
好きな食べ物はみそラーメン[53]、にんにく臭いラーメン[54]、苦手な食べ物はニンジン[51]。雑誌『mini』の新連載「それいけ!ラーメン部」で唐田は毎月東京のラーメン屋を訪ねている。第1回目は「くるまやラーメン」であった[55]。
好きなスポーツはバドミントン[5][51]。特技は書道[5]。書道は小学2年から中学2年まで習っていて、文字に自信を持っている[56]。
趣味は音楽鑑賞。ロック系のバンドが好きで、ONE OK ROCK、ASIAN KUNG-FU GENERATION、サカナクションなどをよく聴く[5]。またK-POPの大ファンで、初めて行った2016年6月のGOT7のライブでは生で見られた感動から涙したという[57]。フィルムカメラも趣味で、ふだんから持ち歩いている[50]。現場でよくシャッターを切っている[58]。唐田によると「私は好きな人しか撮らないし撮りたくないから自分もそう思ってもらえるような人で在りたいなぁとよく思います」という[59]。2019年、雑誌『日本カメラ』1月号で唐田の連載がスタートした[58]。連載名は「時を詠む」[58]。第1回目は、祖父のフィルムカメラで唐田が初めて祖父母を撮影した写真が掲載された[58]。
韓国
2017年には「広末涼子に続く清純派女優」などとして韓国内で注目を集めていると報じられた[60][61]。唐田はインタビューで、韓国語を勉強中で2018年から韓国人の家庭教師の先生についてもらい、マンツーマンで習っていることや[62]、また韓国の事務所の人からは「カラちゃん」と呼ばれ、娘のように接してもらっていることを明かした[62]。
家族
三姉妹の末っ子[4]。姉について唐田によると「上の姉は芸能人が大好きっていう人で、下の姉は逆に興味がなくて、妹が私ということすら隠したがるような人」という[49]。2019年3月、自身のInstagramで「母子家庭育ちで、母は仕事であまり家に居なかったことや世話になった姉が結婚したこと」などを公表した[63]。また自身のInstagramで祖父や祖母の存在を明かしている。唐田によると「祖父が畑をしているので実家から野菜を沢山送ってくれる」という[64]。
私生活
休みの日はホットヨガや、銭湯に行き、水風呂といろいろな種類の風呂を4往復する[49]。事務所の先輩である山口紗弥加の勧めで、デビュー時から日記をつけている[65]。
2020年1月23日、映画『寝ても覚めても』で共演した俳優・東出昌大との不倫が『週刊文春』で報じられ、さらにスポーツ紙・週刊誌・ワイドショーなどが報じた[66][67][68]。これにより、テレビ・SNSなどで猛烈なバッシングを受けることとなり、通常はこの種の芸能ゴシップを扱わない媒体が報じるなど、波紋を広げた[69]。これを受けて、唐田の日本の所属事務所は「本人は軽率な行動を深く反省しております」「自身の弱さ、愚かさ、甘さを深く受け止め、向き合いたいと思っています」とのコメントを発表した[70]。また、韓国の所属事務所も同趣旨のコメントを出した[71]。
また、同時期にに唐田のインスタグラム・公式サイトなどが削除された[72][73]。日本の所属事務所の公式サイトも27日から閲覧不能となったが、翌月までに完全に復旧した[74]。また、この件について、実家の周辺・家族への取材も行われた[75][76][77]。
同年8月1日に相手の東出が離婚を発表したこともあり[78]、一部週刊誌・SNSでのバッシングが続き[79]、真偽不明ないし本来非公表の情報が出続けることとなった[80]。
女優業を休業していた時には「携帯電話はない、テレビも見ない、映画も見ない」という生活をしていた[45]。休業中の最初の時期は、小説を読んでいた[81]。村上春樹の『ノルウェイの森』が一番好きだった[81]。
小説を読んで、1週間に1回レポートにまとめて、社長に渡して、話し合ったりした[45]。唐田によると「周囲の勧めで小説をたくさん読んで、この小説は何を伝えたかったのかとか、自分であらすじや相関図を作ったりしてレポートを書く作業をずっとやっていた[82]。そうすることにより、キャラクターのことを深く考えるようになり、映像にしたらどう見せるといいのだろうという視点も自然と身についたような気がする」という[82]。
交友関係
芋生悠は、唐田が芸能事務所に入って、初めてできた友達である[81]。石橋夕帆監督映画『朝がくるとむなしくなる』で、唐田と芋生は初共演している[81]。唐田は休業中に家族以外とは誰ともつながっていない時期があり、「芋生と再会したら泣いちゃいそう」と思っていたが、意外と現場で会ってみたら、久しぶり感が全然なくて、感動の再会ではなかったという[81]。
評価
不倫問題からすでに3年が経過した2023年5月に『女性自身』が報じた『応援したくない”不倫報道”女性有名人』のランキングでは、3位のベッキー、4位の上原多香子を抑えて唐田は堂々の2位であった[45]。
出演
テレビドラマ
映画
その他テレビ番組
ネット配信ドラマ
CM
ミュージックビデオ
雑誌
グラビア
イベント
- GirlsAward
- 2017 SPRING/SUMMER(2017年5月3日)
- 2017 AUTUMN/WINTER(2017年9月16日)
- 東京ガールズコレクション
- 2017 AUTUMN/WINTER(2017年9月2日)
- 2018 SPRING/SUMMER(2018年3月31日)
作品
写真集
受賞歴
脚注
注釈
出典
外部リンク
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代表取締役:井上義久 |
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