石橋 静河(いしばし しずか、1994年7月8日[1][2] - )は、日本の女優[1]、ダンサー。
東京都出身[1][2]。Plage(プラージュ)所属。父は歌手(元ARBボーカル)、俳優の石橋凌、母は女優の原田美枝子、姉はシンガーソングライターの優河。姉の上に兄もいる。
経歴
俳優の石橋凌と原田美枝子の次女として生まれる[3]。4歳からクラシックバレエを始め、15歳からアメリカ・ボストン、および、カナダ・カルガリーのバレエスクールに留学し、2013年に帰国[4]。その後、コンテンポラリーダンサーとして活動する[2]。
これらの経験からバレエダンサー志望であり、両親の仕事を見て簡単な世界ではないと女優を目指してはいなかったが[5]、バレエ留学中に演劇の面白さに衝撃を受ける[6]。コンテンポラリーダンサーとして活動しつつ「もっといろんな人、いろんな面白いことに出会いたい」と考えていた時に「芝居をやってみては」と事務所から声をかけられ、2015年始めから女優としての活動を開始し[2][7]、同年9月上演のROGO『銀河鉄道の夜 2015』でデビュー[1][8]。翌2016年には野田秀樹演出の舞台『逆鱗』に出演する[2]。
2017年公開の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(第67回ベルリン国際映画祭フォーラム部門入選、第91回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位)にて、池松壮亮とのダブル主演で初主演を果たし、多くの新人賞を受賞。特にブルーリボン賞新人賞は1976年に母親の原田美枝子も受賞しており、史上初の親子受賞となった[9]。
2018年3月にNHK総合(九州沖縄ブロック)で放送のNHK福岡放送局制作の地域発ドラマ『You May Dream』でテレビドラマに初出演し、シーナ&ザ・ロケッツのシーナ役を演じて福山翔大とダブル主演[10][11]。同年度前期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で朝ドラにも初出演し[12]、佐藤健演じるヒロインの幼なじみ・萩尾律の妻・より子役を演じて注目を集める[13][14]。
人物
特技は英会話とダンス、趣味はギター[1]。映画『うつくしいひと サバ?』では劇中でコンテンポラリーダンスを披露している[13]。
姉の優河はシンガーソングライターで、2017年にユニクロのCMで共演している[15]。
出演
舞台
- ROGO『銀河鉄道の夜 2015』(2015年9月、演出:古川康大)[8]
- NODA・MAP第20回公演『逆鱗』(2016年1月 - 4月、演出:野田秀樹)
- ベッド&メイキングス第6回公演『こそぎ落としの明け暮れ』(2019年3月15日 - 4月14日)[16]
- KAAT『ビビを見た!』(2019年7月4日 - 15日、演出:松井周) - ビビ 役[17]
- コムレイドプロデュース『神の子』演出:赤堀雅秋 (2019年12月 - 2020年1月)[18]
- KAAT『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』(2021年6月5日 - 26日、演出:岡田利規)
- KAAT『近松心中物語』(2021年9月4日 - 20日ほか地方公演、演出:長塚圭史) - お亀 役
- 木ノ下歌舞伎「桜姫東文章」(2023年2月2日 - 3月5日、演出:岡田利規)[19]
- 舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド(2023年5月6日 - 6月19日、演出:シディ・ラルビ・シェルカウイ) - 瑞穂ユウ 役[20]
映画
テレビドラマ
ラジオ
配信ドラマ
ドキュメンタリー
PV
CM
受賞歴
書籍
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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※は授賞式中止
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