さいたまスーパーアリーナ
さいたまスーパーアリーナ Saitama Super Arena
施設情報 正式名称
さいたまスーパーアリーナ[1] 用途
観覧場、店舗、文化センター[2] 収容人数
スタジアムモード:約37,000人 メインアリーナモード:約22,500人 ホール:約6,000人 コミュニティアリーナ:約4,000人 設計者
MAS・2000共同設計室(代表:日建設計 ) ダン・マイス[2] [3] 協力:エラーブ・ベケット (英語版 ) 、フラック・アンド・クルツ・コンサルティング・エンジニアーズ (英語版 ) [2] [3] 技術協力:大成建設 、三菱重工業 [2] [3] 構造技術指導:斎藤公男 [2] 照明コンサルタント(外観・外構):ライティング・プランナーズ・アソシエーツ[2] サイン ・色彩計画協力:ドーンデザイン研究所 [2] 施工
大成建設・三菱重工業・ユーディケー特定建設工事共同企業体 [2] 建築主
埼玉県[3] 管理運営
株式会社さいたまアリーナ[4] 構造形式
主体構造:鉄骨造 (一部鉄骨鉄筋コンクリート造 、鉄筋コンクリート造 )[2] 杭 ・基礎:場所打ちコンクリート杭、ベタ基礎、独立フーチング基礎[2] 敷地面積
45,007.22 m2 [2] 建築面積
43,730.25 m2 [2] 建蔽率 :97%(許容:100%)[2] 延床面積
132,397.75 m2 [2] 容積率 :238%(許容:500%)[2] 階数
地上7階、地下1階、塔屋2階[2] 高さ
最高高:66,000 mm[2] 軒高:61,500 mm[2] 階高:6,540 mm(1階)、5,000 mm(2階)[2] 天井高:3,000 mm(2階)、約30,000 mm(アリーナ)、約43,000 mm(スタジアム)[2] 主なスパン :約130,000×120,000 mm(アリーナ空間)[2] 着工
1996年 12月 [2] [3] 竣工
2000年 3月 [2] [3] 総工費
649億5,600万円[3] 所在地
〒 330-0081埼玉県 さいたま市 中央区 新都心 8 位置
北緯35度53分41.6秒 東経139度37分50.6秒 / 北緯35.894889度 東経139.630722度 / 35.894889; 139.630722 (さいたまスーパーアリーナ Saitama Super Arena ) 座標 : 北緯35度53分41.6秒 東経139度37分50.6秒 / 北緯35.894889度 東経139.630722度 / 35.894889; 139.630722 (さいたまスーパーアリーナ Saitama Super Arena ) テンプレートを表示
さいたまスーパーアリーナ (英 : Saitama Super Arena )は、埼玉県 さいたま市 中央区 にある多目的アリーナ。略称は「SSA 」「たまアリ 」「さいアリ」など。
概要
施設は埼玉県 が所有し、第三セクター の株式会社さいたまアリーナが指定管理者として管理・運営を行っている。スポーツ イベントやコンサート のほか、テレビ番組 の収録や、講演会、株主総会 、見本市 会場などさまざまな用途に対応しており、最大37,000席を使用できる国内最大級の多目的アリーナとなっている。
タウン情報誌 などでは「さいたまアリーナ」や「SSA」「たまアリ」と略されるほか[8] [9] [10] 、地元住民からは「スーパーアリーナ」とも呼ばれる。例年大晦日興行 と呼ばれる総合格闘技のビッグマッチが組まれる事から後楽園ホール と並ぶ「格闘技の聖地」と定着している[11] 。
建設にあたって建築設計競技 が行われ、日建設計 の案が採用された。客席やステージ・床・天井などが可動するムービング・ブロックシステムを採用したことで、アリーナ 全体を利用するスタジアムモードやアリーナモードによっていくつかのブロックに分かれて会場を利用することもできる。
スタジアムモード
大勢の観客が見込める格闘技 やコンサート、見本市などが開かれる時に使われる。格闘技やコンサートの場合はそれらのイベントに応じてセンターステージ形式やエンドステージなどにセッティングすることができる。以前は人工芝を敷くことでアメリカンフットボール も行えた。最大座席数は約30,000席(フィールドに座席を配置した場合は約37,000席)[12] 。
メインアリーナモード
イベントの規模に応じてアリーナを複数に使い分けて、下記の2つのアリーナを有効に活用することができる。スポーツ大会の場合は北側が試合会場、南側が選手控え室として使用できるほか、イベント等では北側がステージイベントで南側が展示会や物販会場などといった複数活用が可能になっている。
バスケットボール 、バレーボール 、フィギュアスケート 、格闘技といった各種スポーツイベントやコンサート、集会などに利用できる。最大座席数は約19,000席(フィールドに座席を配置した場合は約22,500席)[12] 。
使用例は少ないが、コンサートホールなどの代替として使われる。スタンド客席の一部を扇状になるよう仕切り板などで区切り、アリーナ上にステージを設置する。最大座席数は約6,000席[12] 。
南口付近の屋外スペース(けやきひろば )の前にあり、屋外の自然光を取り入れながら市民規模のスポーツ大会(運動会 、フットサル 大会等)や市民祭り、フリーマーケットなどに有効活用することができる。メインアリーナで開催しているスポーツイベントの控室や、大規模な大会の場合の補助競技場、並びに音楽・演劇公演の物販会場となる場合もある。常設の客席はないものの仮設の客席を設置し格闘技イベントなどに利用される場合もあり、最大座席数は約3,300席(※フィールドに座席を配置した場合は約4,000席)[12] 。
なお2026年1月から最大1年半、大規模改修工事が予定されており、再度長期休館の予定[13] 。
略歴
開業前
開業後
主なイベント実績
単発開催
スポーツイベント
ライブイベント
毎年開催
複数回開催
その他使用に関して
本アリーナでの出来事
2000年11月23日 - SMAP の木村拓哉 がさいたまスーパーアリーナでの公演後に記者会見 を開き工藤静香 との結婚を発表した。
2002年8月18日 - 嵐 のコンサート『ARASHI SUMMER 2002 HERE WE GO!』にて、高さ30m級の「ジャニーズスーパークレーン」が初披露された。
2003年5月5日 - モーニング娘。 の保田圭 が『モーニング娘。CONCERT TOUR 2003春 "NON STOP!"』最終公演でグループの卒業公演を行った。
2007年
2011年3月11日 ‐ 東日本大震災 による影響で双葉町 の避難民(1200人)が避難する。
2012年3月25日 - AKB48 の公演『業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ』アンコールで、メンバーの前田敦子 がグループからの卒業を宣言した[37] 。
2013年12月9日 - 私立恵比寿中学 が『私立恵比寿中学 年忘れ大学芸会2013「エビ中のスター・コンダクター」』を開催。さいたまスーパーアリーナで公演を行う日本人アーティストとしては最速記録を達成(デビュー1年7か月。これまでの記録はスターダストプロモーション の先輩であるシド の2年)[38] 。
2015年
2016年
施設の老朽化などに伴う設備の更新、及び耐震補強などの工事を行うため、一部のテナントを除き全面的に閉鎖している。特にアリーナ部分の全面改修が行われる2月16日-4月6日はほぼ全面閉鎖となる[41] 。
メインアリーナ 2月15日 - 5月11日(当初は5月15日まで閉鎖予定だった)[42]
コミュニティアリーナ 2月15日 - 4月6日
けやきひろば 1月12日 - 8月31日
本工事では大型映像装置の更新、外壁の改修、並びにけやきひろばのバリアフリー化のための段差・起伏の解消やトイレの改修を行うとしている。
2017年
2018年
3月18日 - エレファントカシマシ がデビュー30周年を記念したスペシャルイベントを開催し、スピッツ 、Mr.Children と競演。3バンドが揃ったのは史上初である。
4月8日 - 浜崎あゆみ のデビュー20周年記念日にコンサートが開催された。
10月17日 - 沢田研二 の全国ツアーを開催予定だったが、“契約上の問題が発生したため”との理由により開場直前に突如中止となった[43] 。
2019年
3月8日 - Wake Up, Girls! がファイナルライブ『Wake Up, Girls! FINAL LIVE〜想い出のパレード〜』を開催し、約6年間に及ぶ活動に終止符を打った。
2023年
1月14日 ー 15日 - 藤井風 のLOVE ALL ARENA TOURが開催され2日間の観客動員数が過去最高を記録した(スタジアムモード2日間で74,000人)。
アクセス
公式サイトには車でのアクセス方法も記されているが、駐車スペースに限りがあるため、公共交通機関 の利用を推奨している[44] 。
周辺
道路
施設
ギャラリー
脚注
注釈
^ 関東・甲信越・東北地区の各校(仙台校は除く) の専門課程に在籍する生徒・教職員を参加対象者とした屋内運動会 。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
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